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【ゴルフ】

岩田寛がアルバトロス 1大会2つは25年ぶり

2014年6月22日 紙面から

◇日本ゴルフツアー選手権<第3日>

▽21日、茨城県笠間市、宍戸ヒルズCC西C(7402ヤード、パー72)▽曇り、気温25・1度、風速2・4メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽64選手▽観衆6240人

 40位から発進した岩田寛(33)が、6番パー5で自身初、資料が残る1985年以降で通算33回目(29人目)のアルバトロスを達成。5バーディー、1ボギーの65で回り首位と6打差の8位に急浮上した。第2日の嘉数光倫に続く1大会2つのアルバトロスは、89年三菱ギャラン第1ラウンドの18番で中尾豊健と新井規矩雄が達成して以来25年ぶり。前日トップの竹谷佳孝(34)=エー・エス・エム=と張棟圭(ジャン・ドンキュ)=韓国=がともに69で回り、通算13アンダーに伸ばして首位を守った。

 588ヤードの6番パー5。岩田はピンまで220ヤードの第2打を4番アイアンでショットした。ボールはピン手前3ヤードのところにバウンドしてカップに吸い込まれた。「見えてました」。自身初のアルバトロス。その場で万歳した。1ホールで一気に3つスコアを伸ばし、その後も7、10、11番でバーディーを奪い、さらにスコアを伸ばした。

 プロ11年目。ショット、パットの失敗をひきずり、Vを逃し続けてきた。「僕も33歳ですからね。成長しなきゃ」。今季は欠点を克服。初戦のインドネシア・プロ選手権から5度のベスト10入りで予選落ちなし。現在は堂々の賞金ランキング5位だ。

 首位と6打差。今大会勝者には5年シードのほかに、世界ゴルフ選手権シリーズのブリヂストン招待とHSBCチャンピオンズの出場権が与えられる。海外志向のある岩田は「優勝したい」。ツアー初Vを国内メジャーで飾る。 (櫛谷和夫)

 

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