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【ゴルフ】

19歳藤田が65で2位 9バーディーで23位から一気

2014年6月22日 紙面から

第2日、18番で3打目を打つ藤田光里=千葉・袖ヶ浦CC新袖Cで(中西祥子撮影)

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◇ニチレイレディス<第2日>

 ▽21日、千葉市・袖ケ浦CC新袖C(6584ヤード、パー72)▽曇り、気温24・9度、風速4・7メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽107選手(うちアマ5人)▽観衆4399人

 昨年のプロテストを合格した19歳の藤田光里=レオパレス21=が9バーディー、2ボギーのベストスコア65をマーク、通算6アンダーとして前日の23位から一気に2位に浮上。首位は10アンダーの申ジエ(韓国)で、元世界ランク1位との4打差をはね返してツアー初優勝を実現できるか。5アンダー4位に上田桃子(28)、4アンダー5位に不動裕理(37)、大山志保(37)=大和ハウス工業=ら5人が続いている。

 昨年8月のデビュー戦から19試合目。安定したショットにパッティングを呼応させ9バーディー2ボギー。藤田は65のスコアに声を弾ませた。「自己ベストです。試合以外のプライベートでも66が最高だったから」

 1番パー5で4メートルを決めると、3、5番で2メートル、7、8、10番で5メートル、13番で7メートルのバーディーパットを次々に沈めた。終盤も16番で5メートルを、18番では3・5メートルを決めてホールアウト。「今日は5メートル前後がよく入ってくれた。私、もともとパッティングはショートめな人なんですが、最近はカップをオーバーさせることを課題にやってます。届かないことには始まらないと分かったので」。最近活躍しているアマチュア選手の強気のパッティングを目にしたこともきっかけになった。

 「1年前の今ごろはプロテストの2次予選中。プレッシャーもあり、思うようにスコアが出なくて悩んで追い詰められていた。クラブを握るのも怖いくらいだった。でも今は練習したい」という。昨年中に出場した3試合はすべて予選落ち。今季開幕戦からも3試合連続予選落ちと苦しんだが、4月から本来の姿を取り戻し、第6戦・スタジオアリス女子オープンでは5位に。5月のサロンパス杯でもV争いに加わった。

 22日は人生3度目となる最終日最終組。モデルとして雑誌のグラビアページにも登場した妹・美里さん(18)をキャディーに、元世界女王の申に挑戦状をたたきつける。 (月橋文美)

 

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