米国医学会が出した「衝撃のリスト」

全米8割の医師が示した無駄な医療とは

  • 室井一辰(医療経済ジャーナリスト)

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2014年6月23日(月)

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米国で無駄な医療撲滅運動が拡大しているのをご存じだろうか。「Choosing Wisely」と呼ぶもので、その波は日本にとっても無関係ではいられない。全米医師の総意で不要な医療を名指しし、国民に知らせる米国初の無駄な医療撲滅運動――。その効用とは。

絶対に受けたくない無駄な医療
費用対効果の観点などから無駄な医療を抽出した衝撃の一冊

 縁があって、この6月に『絶対に受けたくない無駄な医療』という書籍を出した。全米で進む無駄な医療撲滅の動きをまとめたもので、100の無駄な医療を挙げ、その問題点を指摘した。まだ日本では広く知られていない「Choosing Wisely」の動きをまとめた、日本で初めての本である。

 今回の連載では、この運動の持つ意味や日本の医療界にとっての意義などを、無駄な医療の内容にも触れつつ考えてみたい。



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