2012年09月05日(水)のニュース
県内で開かれた中学生のスポーツの全国大会で選手やスタッフなど合わせて414人が集団食中毒となった問題で原因の弁当を作った業者が営業自粛中に県の施設を無断で使用して弁当を作っていたことが分かった。営業自粛中に弁当を作っていたのは那須塩原市の「那須フードサービス」。那須フードサービスは先月19日に矢板市の児童自立支援施設「那須学園」の調理場を無断で使った上、取引先に出すための弁当およそ140個を製造していた。県は事態を重く見てイートランドへの給食業務委託を今月中にも解約する方針。
地域みんなで見守り活動を実践し県民の孤立死を防ぐ「とちまる見守りネット」が発足した。これは「お年寄り」や「障がいのある人」だけに関わらずすべての県民の孤立死を防ぐことを目的に始まるもの。県庁で県警察本部や11の民間事業者などとの協定の締結式が行われた。協定では、お互いに連携して普段と様子が違う場合の情報を行政や警察に伝え、いちはやく安否の確認を行うことなどが盛り込まれている。
日光市の中禅寺湖で年に1度行われる「スワンボートレース」が開催された。このスワンボートレースは中禅寺湖の安全を願う二荒山神社中宮祠の神事、「水神祭」の日に合わせて毎年行われているイベント。6回目の開催となる今回は県内外からおよそ200人が集まった。実行委員会によりますと参加者は年々増えていて、このレースが奥日光の名物になるよう続けていく方針。