韓国兵銃乱射で謝罪
2014年6月22日12時31分 スポーツ報知
韓国北東部にある陸軍の最前線部隊の施設で21日に兵長が小銃を乱射し、5人が死亡、7人が負傷した事件をめぐり、韓国国防省の報道官は22日、記者会見し「国民の皆さんに心配を掛け心からおわびする」と謝罪した。
軍当局は施設のある江原道高城郡一帯に最高レベルの警戒態勢を発令し、銃と実弾を持って逃走した兵長の行方を追跡しているが、見つかっていない。
施設周辺は民間人の出入りが統制される区域で、兵長は近くに潜んでいるとの見方がある一方、北朝鮮側に越境する可能性も否定できず、警察も総動員して捜索に全力を挙げている。
軍当局は22日、事件現場に約50人の調査団を派遣して鑑識作業を実施、目撃者から事情を聴くなどして当時の状況や乱射の動機などを調べている。(共同)