元幕内・皇風が断髪式「やり残したことはない」実業家転身へ
2014年6月22日19時24分 スポーツ報知
大相撲夏場所限りで現役を引退した元幕内皇風(きみかぜ)の直江俊司氏(27)=東京都出身、尾車部屋=の断髪式が22日、東京都調布市内で開かれ、親交のある幕内松鳳山ら約230人がはさみを入れた。
直江氏は早大相撲部から2009年初場所で初土俵を踏み、激しい突き、押しで2012年夏場所に新入幕。早大からは元関脇笠置山以来77年ぶり2人目の幕内力士として話題を呼んだ。
幕内在位は1場所で、左肩のけがにより引退を決断した。師匠の尾車親方(元大関琴風)に大銀杏(おおいちょう)を切り落とされ「いろいろ思い出したが、やり残したことはない」と笑顔で話した。22日に麻美夫人(28)と結婚したばかりの直江氏は日本相撲協会に残らず、実業家を目指すという。