「書かんといてほしいんやけど……」。昨年8月、そう断った上で、長光歌子(59)は語り始めた。ゆったりした関西なまり。「すべてはまったら、あの子が(五輪で)勝って当たり前やと思う。漠然とだけど、絶対表彰台に乗る」
僕よりも“男前”
あの子とは、2月のバンクーバー五輪フィギュアスケートで銅メダルを獲得した高橋大輔(関大大学院)。このときの高橋はまだケガから復帰してショーで約1年ぶりに滑ったばかりだったが、長光はすでに確信しているかのようだった。
「思い込みがすごいんですよ。僕よりも“男前”で、ドーンとしている」と高橋。信じることは大きな力になる。五輪本番、4回転ジャンプを跳ぶのをやめてリスクを回避した方が金メダルに近づくのでは、との声が出たときも、「回避は一度も考えなかった。守りに入ると失敗する傾向があったし、まして跳ぶのは高橋大輔だぞって」と長光。「私は能天気だから、器が違うって言い続けてきた。やっとやってくれたわ」
2人の出会いは11年前。合宿先の仙台のリンクに、1人の少年が入ってきた。「先生の生徒でしょ」と言われ、「違うわ」と応えた。それが高橋だった。岡山から振り付けに来て「ワルソー・コンチェルト」に取り組んでいる。「中学2年には難しい曲や」と思っていたら、振付師が急用で帰ってしまった。
高橋大輔、フィギュアスケート、長光歌子、バンクーバー
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ヤンキース | 0 - 1 | オリオールズ |
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ツインズ | 3 - 0 | ホワイトソックス |
インディアンス | 0 - 8 | タイガース |
レイズ | 1 - 2 | アストロズ |
ロイヤルズ | 1 - 0 | マリナーズ |
レッズ | 4 - 2 | ブルージェイズ |
アスレチックス | (5:05) | レッドソックス |
エンゼルス | (9:07) | レンジャーズ |
ナショナルズ | 2 - 0 | ブレーブス |
マーリンズ | 3 - 7 | メッツ |
カージナルス | 0 - 3 | フィリーズ |
カブス | 0 - 2 | パイレーツ |
パドレス | (5:10) | ドジャース |
ロッキーズ | (5:10) | ブルワーズ |
ダイヤモンドバックス | (5:10) | ジャイアンツ |
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