スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督が同国『クアトロ』とのインタビューに応じ、報道が過熱しているMFセスク・ファブレガスとのいさかいについて言及した。
21日の練習中に行われたミニゲームで、セスクの態度を非難したことを報じられたデル・ボスケ監督。サラマンカ出身指揮官はその事実を否定したものの、「選手たちは自分たちのことしか考えない」と批判とも受け取れる発言をしている。
「たいしたことではない。セスクのチームは一人少ない状態でプレーし、劣勢に立たされていた。だから(MF)シャビ・アロンソの助けを求めたんだ。セスクとの意見の食い違いは、彼が少ししかプレーしていないことだけにある」
「選手たちには感謝をしている。まあ、私はチーム全体を考え、選手たちは自分ことだけを考える。彼らのことだけをね」
自身の去就については、次のように話した。
「今回のワールドカップ(W杯)では失敗を犯した。しかしここ6年間で、我々は素晴らしいことを成し遂げてきた。これから考える時間が必要だ。スペイン、また私にとって最良の決断を下すため、落ち着きを払って考えなくてはならない」
また複数の批判に対して、心を痛めていたことも明かしている。
「私のホームと言える場所から届く批判には痛みを感じた。RマドリードのHPやマドリーと関係あるところから、私がバルサの選手たちの操り人形と言われたことにね」(Goal.com)