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イスラエル側に死者 シリアへ報復の砲撃6月22日 23時00分
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内戦が続くシリアからの境界線を越えた攻撃でイスラエル人1人が死亡し、シリア内戦が始まって以降初めてとなる自国民の死者に、イスラエル軍が報復の砲撃を行いました。
イスラエルが占領するゴラン高原で22日、シリアとの境界線沿いのフェンスを補修していた作業員を何者かが攻撃し、作業員の息子のイスラエル人の13歳の少年1人が死亡し、2人がけがをしました。
攻撃にどのような組織が関与しているのかは明らかになっていませんが、イスラエル軍は報復として、ただちにシリア側に向けて戦車による砲撃を行いました。
ゴラン高原では、3年前にシリア内戦が始まって以降、これまでも政権側と反政府勢力の戦闘の流れ弾とみられる砲弾がたびたび着弾していましたが、イスラエル側に死者が出たのは今回が初めてです。
イスラエル軍は声明を発表し、「攻撃は意図的に行われたものだ」として、今後も攻撃が続く場合はさらなる報復も辞さないと警告するとともに、シリアとの境界線付近での警戒を強めています。
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