海外旅行でデータ通信料を節約するための基本テクニック
地図をダウンロードしておく
旅行中、携帯で地図が見れたら便利ですね。旅立つ前に、必要となりそうな地図をダウンロードしておきましょう。無料のGoogleマップがオススメ。アプリをインストールしたら、オフライン用の地図をダウンロードします。(地図の有効期限は30日)。
- 保存したい地図の場所を検索する(例えば、サンフランシスコ)
- 画面下部の場所情報シートをタップ。
- 「オフライン用に地図を保存」をタップ。
目的地以外の地域にも足を伸ばしたくなるかもしれません。周辺の地図もダウンロードしておきましょう。オフラインマップがあれば、いつでもどこでも地図を確認できます。ただし、オフライン状態では、「経路の検索」や「場所の検索」は使えないことに注意。もちろん、住所の保存も使えませんので、行きたい場所の住所をメモしておきましょう。このような制約はありますが、オフラインで地図が見れるのは非常に便利です。また、GPSがなくても現在位置を調べる方法も参考に。
容量を空けておき、必要なものをすべてダウンロードしておく
インターネットに接続できないと何ができなくなるかをよく考えて、ポッドキャスト、音楽、本など、旅先で使いそうなものはすべてダウンロードしておきましょう。また、GoogleカレンダーやiCloudの同期も忘れずに。翻訳アプリを使うなら、事前にデータをダウンロードしておきます。例えば、Google翻訳(Android/iOS)なら、言語パッケージをダウンロードしておきましょう。
- Google翻訳の画面上部の言語名をタッチ。
- 言語名の右にあるピンアイコンを押して、オフライン言語パッケージをダウンロード。
また、旅行に出る前に携帯の空きスペースを確保するのも大切です。旅行先で普段よりたくさん写真を撮るのはわかっているのに、容量不足で写真を保存できないなんて最悪です。携帯内の不要なファイルを削除し、写真や動画はパソコンへ転送して、空きスペースを増やしておきましょう。
旅先に到着したら、モバイルデータ通信をオフにする
携帯会社がカバーしている地域を出ると、勝手にローミングが開始されることがあります。また、アプリによっては、アプリを開いていなくてもサーバーと勝手に通信することもあります。思いがけない課金を避けるため、旅先ではすべてのモバイルデータ通信を遮断しておきましょう。
Androidなら、「設定 > モバイルデータ」で、スイッチをオフにします。iOSなら、「設定 > モバイルデータ通信」で、「モバイルデータ通信」をオフにします。これで、WiFi以外の通信はすべて遮断されます。うっかりローミングされる心配もありません。念のため、「データローミング」もオフにしておきましょう。これでも心配なときは、APNの番号を変えておけば万全です。
また、電話の着信やテキストメッセージを逃してもいいなら、機内モードをオンして、それからWiFiをオンにしておくのもあり。
このように、事前準備をしっかりしておけば、モバイルデータが使えなくても、携帯の機能を便利につかうことができます。インターネットがなくても、旅行は楽しめるのです。
Thorin Klosowski(原文/訳:伊藤貴之)
Photos by OpenIcons, OpenClips, Nemo, PublicDomain.
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