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「映画音楽ベスト・テン」 発表!

2010年4月5日

 
キネマ旬報社では、映画雑誌『キネマ旬報』が2009年に創刊90周年を迎えたことを記念し、「映画音楽ベスト・テン」を集計しました。
これは、映画評論家、音楽評論家、映画監督、作曲家、文化人の方などに、これまでの映画史を通して“心に残る映画音楽ベスト・テン”を選んでいただき、集計したものです。『キネマ旬報』としては、映画音楽のベストテン集計は創刊以来、初の試みとなります。
  • 映画音楽が心に残る映画ベスト10
  • 心に残るジャンル別映画音楽ベスト10
  • 心に残る映画歌曲・テーマ曲ベスト10
  • 好きな映画音楽作曲家ベスト10
アンケートは、上記の各部門について、映画評論家、音楽評論家、映画監督、
作曲家、文化人95名の方に実施しました。いずれも古今東西、邦画・洋画を問わない集計です。
映画音楽が心に残る映画ベスト10
1位 男と女 (1966年フランス、監督/クロード・ルルーシュ、音楽/フランシス・レイ)
2位 ゴッドファーザー (1972年アメリカ、監督/フランシス・フォード・コッポラ、音楽/ニーノ・ロータ)
2位 第三の男 (1949年イギリス、監督/キャロル・リード、音楽/アントン・カラス)
4位 ニュー・シネマ・パラダイス
(1989年イタリア=フランス、監督/ジュゼッペ・トルナトーレ、音楽/エンニオ・モリコーネ、アンドレア・モリコーネ)
5位 ウエスト・サイド物語 (1961年アメリカ、監督/ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス、音楽/レナード・バーンスタイン)
6位 シェルブールの雨傘 (1964年フランス、監督/ジャック・ドゥミ、音楽/ミシェル・ルグラン)
7位 スター・ウォーズ (1977年アメリカ、監督/ジョージ・ルーカス、音楽/ジョン・ウィリアムズ)
8位 太陽がいっぱい (1960年フランス=イタリア、監督/ルネ・クレマン、音楽/ニーノ・ロータ)
9位 仁義なき戦い (1973年日本、監督/深作欣二、音楽/津島利章)
10位 死刑台のエレベーター (1958年フランス、監督/ルイ・マル、音楽/マイルス・デイヴィス)
ジャンル別映画音楽ベスト10

ドラマ・コメディ映画

1位 ゴッドファーザー
2位 男と女
3位 ブルース・ブラザース
4位 
5位 風と共に去りぬ
6位 エデンの東
7位 冒険者たち
8位 アラビアのロレンス
8位 スティング
8位 真夜中のカーボーイ
*8位が同点で3作品

サスペンス・ホラー・ファンタジー映画

1位 サイコ
2位 死刑台のエレベーター
3位 ジョーズ
4位 太陽がいっぱい
5位 エクソシスト
6位 第三の男
7位 オーメン
8位 怪談
9位 雨の訪問者
9位 シャレード
9位 ハロウィン
*9位は同点で3作品

西部劇・時代劇映画

1位 明日に向って撃て!
2位 七人の侍
3位 夕陽のガンマン
4位 用心棒
5位 大いなる西部
6位 荒野の七人
7位 シェーン
7位 真昼の決闘
9位 荒野の用心棒
9位 続・夕陽のガンマン 地獄の決斗
*7位、9位はそれぞれ同点で2作品
心に残る映画歌曲・テーマ曲ベスト10
1位 雨にぬれても (明日に向って撃て!
2位 男と女 (男と女
3位 八月の濡れた砂 (八月の濡れた砂
4位 「道」のテーマ (
5位 「男はつらいよ」のテーマ (男はつらいよ
5位 ムーン・リバー (ティファニーで朝食を
7位 シェルブールの雨傘 (シェルブールの雨傘
8位 セーラー服と機関銃 (セーラー服と機関銃
8位 つむじ風 (突然炎のごとく
10位 めぐり逢い (めぐり逢い
*カッコ内は作品タイトル
*5位、8位はそれぞれ同点で2作品
集計結果の詳細については、創刊90周年記念ムック誌となる“オールタイム・ベスト映画遺産”シリーズ第3弾『オールタイム・ベスト 映画遺産 映画音楽篇』(4月2日発売)にて掲載しております。
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