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韓国軍兵士が銃乱射し逃走 5人死亡6月22日 5時58分
21日夜、韓国の北朝鮮との軍事境界線近くで韓国軍の兵士がほかの兵士らに手投げ弾を投げたうえ、銃を乱射し、5人が死亡しました。
この兵士は銃を所持したまま逃走しているとみられており、軍や警察が行方を追っています。
韓国軍の当局者によりますと21日午後8時ごろ、韓国北東部カンウォン道コソン郡の北朝鮮との軍事境界線近くで、境界線の警備などを担当していた韓国軍の兵士が突然、ほかの兵士らに対して手投げ弾を投げたうえ、持っていた自動小銃を乱射しました。
これによって5人が死亡したほか、7人がけがをして、手当を受けています。
乱射した兵士は銃と実弾を所持したまま逃走しているとみられています。
現場は市街地とは離れているということですが、韓国軍と警察では検問を行うなどして兵士の行方を追っています。
また、これまでのところ、軍事境界線付近の柵を乗り越えて北朝鮮側に逃走した形跡はないということです。
韓国では2011年7月に兵士が銃を乱射して上官ら4人が死亡したほか、2005年にも兵士が銃を乱射して8人が死亡する事件が起き、いずれも部隊内でのいじめが原因とみられています。
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