[PR]

 21日午後7時20分ごろ、東京都国立市のJR矢川駅で、南武線の下り普通電車(6両)が停止位置を約25メートル行き過ぎ、ホームの先の踏切をまたぐように停車した。踏切の誤作動を防ぐためにホームには戻らず、約4分遅れで、次の西国立駅へ発車した。乗客約300人にけがはなかった。

 JR東日本八王子支社によると、運転士のブレーキをかけるタイミングが遅れた。「考え事をしていた」と話しているという。矢川駅ではそれぞれ約30人が乗降予定だった。同支社管内では、20日午後にもJR西八王子駅(東京都八王子市)で、中央線の普通電車が約160メートルオーバーランして、非常停止している。