連作障害と前後作野菜の相性、日照時間」の他に
同時期に植える植物の相性早見表   ~「農薬・化学肥料に頼らない おいしい野菜づくりの裏ワザ

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コンパニオン表

ミョウガ … カキと混植すると、互いに生育を助け合い、双方の収穫量が増える。パセリと相性が良い。地面を覆うため、乾燥・雑草を抑える。

素人園芸」さんに相当詳しく掲載されていますが一部、雑草の部分の見事なコンパニオンプランツっぷりと
e薬草ドットコム」さんからは 雑草の薬効と食し方などを 一部ですが転載させて頂きました。
 
ホトケノザ … アブラムシ・カイガラムシ・スリップス・テントウムシダマシ・ハダニなどを自分に誘引し、天敵を増やす。
 薬効 鎮痛、胃潰瘍


オオバコ … ブドウと混植すると、紋羽病などの土壌病害を抑える。
      下痢止め、咳止め、止血、強壮
      塗布:生の葉を火で炙って柔らかくしたものを患部に貼る。(腫れ物、排膿)
  食べ方:若葉をつみ、塩茹でして柔らかくしてから、油いため、あえもの。また、生のまま天ぷらにします

カタバミ … ニガウリの害虫を遠ざけ、生育を助け、食味を良くする。マンゴーの病害虫を減らし、生育を助ける。
             消炎、解毒、下痢止、肝炎、絞り汁は虫さされ、銅のサビ取り

ギシギシ … ジャガイモと混植すると、害虫を遠ざけ、疫病・そうか病を抑える。土を肥沃にする。
(スイバ)  収斂(しゅうれん)、利尿(りにょう)、緩下(かんげ)、便秘、胃内出血、外用には、生の根茎をおろし器ですりおろして患部に塗布。抗菌作用、たむしなどの寄生性皮膚病やかいせんなどに良く効きますが、皮膚の弱い人やアレルギー症の人の場合には、かぶれる場合がありますので注意が必要です。 また、煎じた液を外傷の患部に塗布します。 飲用は、健胃、整腸、抗がん作用があるとされています。
食べ方:スイバは、柔らかい芽を採取して、熱湯に塩を少し入れてゆでで、水にさらしてアク抜きをしてから、味噌・酢・みりんであえて、おひたし、あえもの、煮びたしや塩をふって即席漬けにもよくあいます。
スイバには、多量のシュウ酸を含むので、多食すると肝臓に障害を起こす場合があるので注意が必要です。

ドクダミ … さまざまな害虫を遠ざける
            動脈硬化の予防、高血圧、血液浄化、腎機能向上、利尿、便秘、疲労回復、強壮、強精、慢性鼻炎、急性腎炎、むくみ、アトピー性皮膚炎、生葉の外用  抗菌作用、おでき、はれもの、あせも 、デトックス効果(毒だし)で、再評価され人気急


クローバー … アブラムシ・ヨトウムシを自分に誘引し、夏キャベツを守る。カイガラムシ・テントウムシダマシ・ハダニなどを自分に誘引し、他の植物を守る。クサカゲロウ・クモ・ゴミムシ・テントウムシ・ヒメハナカメムシなど、害虫の天敵を増やす。アオムシ・アブラムシの天敵である寄生バチ類を呼ぶ。

クリムソンクローバー … アブラムシ・スリップスなどを自分に誘引して天敵を増やし、タマネギを守る。

コスモス … クサカゲロウ・クモ・ゴミムシ・テントウムシ・ヒメハナカメムシなど、害虫の天敵を増やす

カラスノエンドウ  アブラムシ・ハダニの天敵を増やす
   血行促進、胃もたれ、健胃、咳止め、痰きり、解熱、利尿効果、消化促進、すい臓炎、整腸作用、糖尿病予防
  食べる:若葉、豆果(天ぷら、油炒め、和え物、汁の実、炊き込みご飯) 薬草酒・薬用酒 ○カラスノエンドウ酒

 

ハコベ … キャベツ・ダイコンと相性が良く、生育を助ける。ニガウリの害虫を遠ざける
         歯槽膿漏の予防、歯ぐきの止血、歯周病の予防、催乳効果(母乳の出方を良くする)、産前産後対策
 食べる:若芽を和え物、卵とじ、おひたしなどに調理して食べることができます。 薬草酒・薬用酒 、入浴剤 、草木染め 、塩歯磨

ハーブ類

オレガノ…カボチャ・ズッキーニ・キュウリ・メロンのウリ科と相性が良く、害虫を遠ざける。キャベツの害虫を遠ざけ、生育を助ける。さまざまな害虫を遠ざける。マメ科野菜の生育を助け、品質を向上させる。

オレガノはシソ科の多年草で 開花時期は6~8月 陽生植物

殖やし方と時期:タネまき 4~5月(春まき)、9月中旬~10月中旬(秋まき)
     挿し芽 6~7月 株分け 4~5月、9月中旬~10月中旬

レモンバーム … トマトの生育を助け、食味を良くする。アブ・ハチなど、受粉に有益な昆虫を呼ぶ。 

ミント類 … カイラン・キャベツ・スティックセニョール・ブロッコリーなど、アブラナ科野菜と相性が良く、アブラムシ・アオムシなど、さまざまな害虫を遠ざけ、生育を助ける。キャベツのアオムシなどを遠ざけ、生育を助ける。ダイコンのアブラムシ・アオムシを遠ざける。トマトの生育を助け、品質を向上させる。ブルーベリーと相性が良く、害虫を遠ざける。コナジラミを始め、さまざまな害虫を遠ざける。土中のセンチュウ類を減らす。アブ・ハチなど、受粉に有益な昆虫を呼ぶ。土の乾燥を防ぐ。ハエを遠ざける。ネズミを遠ざける。
(※ ミントにはいろんな種類があるが、主立った種類はどれも有益である。毒性のあるペニーロイヤルミントは例外なので下記。) ◾ペニーロイヤルミント … アリを遠ざける。

*畑の漢方薬といわれる 雑草を畑から持ち出さず、米ぬかを振り畑に還元するという事は その薬効あらたかな成分を野菜たちが吸収して
とってもパワフルで素晴らしいスーパーな野菜になるのではないか?と思えてきます。
 ( ´▽`)


この他に確か
小麦とトウモロコシも 根っこが競合してよくないとか
陸稲とサトイモは良いとか