“サラリーマンの聖地”喫煙所でもワンセグで試合チェック

新橋駅前の喫煙所では、出社前にワンセグでサッカー中継を見るサラリーマンたちが多数 Photo By スポニチ

　“サラリーマンの聖地”ＪＲ新橋駅前の広場では、携帯電話やスマートフォンの画面を食い入るように見る男性の姿が多く見られた。

　５０人ほどがいた喫煙所では、半数以上の人の手に携帯やスマホ。試合後半をスマホで観戦していた会社員（３３）は午前９時に始業。「前半は家で見て、電車に乗った。最後まで見ると出勤がギリギリになってしまうので、諦めて出社しようか迷っている。１点入れてくれたら出社できるのに」とヤキモキ。

　埼玉県から千代田区霞が関の会社に通勤する会社員（３１）は、いつもは地下鉄通勤だが、電波が入らないことを懸念して、この日はＪＲで新橋駅へ。綿密に計算し、後半を新橋駅前でスマホで見る計画を立てたが、無念のドロー。「残念です。９時半から仕事なのでこれから歩いて霞が関まで行きます」とため息まじりに立ち去った。 【試合結果】