風呂なし二階建て一軒家に住んでいた時、一階に空きスペースがあった。二階台所の給湯器からのお湯を水まき用ホースで一階に設置した120Lのゴミ箱に流し込んで風呂にしていた。
完成形:自作お風呂
至って質素。\どやっ/
求める機能:入浴できればそれでいい
お風呂の機能があればいいので余計な工作はしない。必要な機能は次のとおり。
- お湯を溜められる
- 入浴中に寒く感じない程度の気密性能
- かかり湯が壁にかかっても腐食しない
- 敷地内できちんと排水される
- 退去の際の原状回復が容易
お風呂自作に必要なもの
重要な順番に紹介。
浴槽:お湯を溜める
お湯を溜めずに流しっぱなしで浴びると無駄が多い。この物件に数年住む予定だったので、初期投資を奮発して浴槽用のゴミ箱120Lサイズを購入。筆者は長身だがこの中に入ることも可能。浸かれたよ(^^)
浴槽カバー:お湯の温度をキープ
浴槽がゴミ箱なので浴槽カバーはゴミ箱のフタで決まりでしょ。ピッタリとフィットするしね。給湯中はフタを閉めておくだけでお湯の温度が下がりにくい。
給湯器具:散水ホース
二階から一階までバケツリレーをすると疲れる。高低差を活かして給湯できるようにした。初めての給湯時はまるでピタゴラ装置が成功したかのような感動があったね。(当時はピタゴラ装置はまだなかったと思うが)
下図内の青い線が給湯時のホースのイメージ。フタでホースを最適な状態でしっかり挟みこめばお湯が滞ることなくきちんとゴミ箱浴槽に溜まった。
気密性能アップ:プチプチ
シャワーカーテン代わりにプチプチを設置した。これがないと体を洗っている時に寒くなる。冬は辛い。露天風呂のように開放されているので。
下図は入浴していない状態での撮影なので、プチプチで密閉されていない。使用時以外は開放してできるだけ換気されるように努めた。使用時は洗濯バサミでプチプチを固定して密閉する。
腐食対策:養生パネル
お風呂自作スペースの壁に木製の部分があったので、かかりそうな範囲全体を覆えるように養生パネルを設置した。隙間にお湯が入り込まないように細心の注意を払った。
床:すのこ
コンクリート打ちっぱなしだったこともあり、足元にすのこを敷いて入浴していた。髪の毛が引っかかったりして掃除が面倒だったので、今から思えばマットの方が良かったな。
養生テープ
知人から養生テープをいただけたので、養生パネルを壁に貼る際や排水路を設置する際に役立った。養生テープが無ければ他のテープでもいいんじゃないかな。
物件の間取り
一階はもともと部屋があったようだが、部屋を取っ払って駐車スペースになっていた。二階にキッチンがあった。
- 青い丸部分に下水道につながる排水用の小さなマンホールみたいなのがあった。
- オレンジのラインは後述する自作排水システムの位置を示す。
さっきから再三出てきている上の写真は下図のカメラアイコンがある位置から撮影。ピンク色で塗りつぶしたところが写っている部分。
自作時の工夫ポイント
給湯システム
二階にキッチンがあるが、押し入れを改造した簡易キッチンだった。この給湯器から水まき用ホースでゴミ箱浴槽にお湯を流し込んだ。15分以上の連続運転は禁止と記載されていたのでそれは順守した。
先ほどの間取り図で給湯時のホースの状態を示すと下図のとおり。青の矢印がホース。給湯器からお湯が出て、浴槽へと流れていく。
排水システムはダンボール
ダンボールで樋(とい)を簡易的に作成。お湯がかかる側だけ養生テープでコーティングし、コンクリートの床にこれまた養生テープで貼り付けただけ。風呂を自作した時から退去時まで問題なく機能した。
筆者は素人ながらも排水システムはわりと得意だ。
物件の特性をうまく利用できた
一階の駐車スペースになぜか排水用のマンホールがあったり、自作風呂スペースの位置がマンホールよりも高かったりと、排水システムを作る上で好条件が整っていた。
自作風呂の思い出
筆者がまだ未成年だったころに自作した。誰の入れ知恵もなく完全に自分だけで発案し作成。筆者の学生時代の学部は文系だったけどね。
知人が初めて我が家に来た時は絶対爆笑の鉄板ネタになっていたな。全員中途半端にノリがいいので、「俺にも入らせてくれ」ととりあえず言うが実際に入った奴は皆無。
この物件に女の子が何人か泊まりに来たけど、みなさん銭湯が好きだったね。我が家の銭湯なら無料だし、開放感あふれるいい風呂なのにな。なぜ誰も入らなかったのだろうか。
俺は隠れて覗くような男じゃないぞ。乙女心はむずかしい(^m^)
そういや、自作に必要な物資の内、次のものは知人から無料でいただいた。いい人が周りにいて助かったよ。
- 養生パネル(廃材)
- プチプチ(廃材)
- 養生テープ(新品)
購入したのは次の3点だけ。当時の価格で合計6000円ほどだった。
- ゴミ箱120L
- ゴミ箱のフタ
- 水まき用ホース
また別の知人に車で運んでもらった。当時はamazonなんて知らなかった。
この頃からこんなことをやって楽しんでいたので、海外や西成のドヤ街などの劣悪な条件でも生活できたりするのかな。
ちなみに、自作風呂写真に写っている女性は何年か前までアイドルだった人。誰か分かるかな?
今週のお題「アイドル」
まとめ
風呂を自作する時は、その物件の特性などを把握した上で行うといいね。あなたも風呂なし物件に住む予定なら、風呂自作を検討してもいいんじゃないかな、自己責任で( ´艸`)