STAP細胞:文科省、理研改革作業チームを設置

毎日新聞 2014年06月17日 19時25分(最終更新 06月17日 19時40分)

 STAP細胞の論文不正問題で、文部科学省は17日、理化学研究所(野依良治理事長)での研究不正防止策や組織改革を指導する作業チームを設置したと発表した。

 座長は桜田義孝・副文科相が座長を務め、山中伸一事務次官ら同省幹部10人程度で構成する。理研は、発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の解体などを求めた外部識者による改革委員会(岸輝雄委員長)の提言を踏まえ、研究不正防止の行動計画を策定する。チームは初会合を近く開き、理研から報告を受けながら、改革を促すための助言をしていく。【大場あい】

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