まゆゆ、Ｖ公約守りＡＫＢ劇場から生放送

　ＡＫＢ４８渡辺麻友（２０）が１１日深夜１時から、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場でニッポン放送「ＡＫＢ４８のオールナイトニッポン」生放送を行った。

　「深夜１時にＡＫＢ４８劇場が開いたのは、ＡＫＢ４８の８年の歴史で初めてです〜」と興奮気味にアナウンス。渡辺は、第６回ＡＫＢ４８選抜総選挙の１位公約として「ファンと一緒に劇場から生放送」を掲げていた。７日の総選挙で、見事１位に輝いて実行された。チームＢ「初日」の制服姿で登場し「すご〜い、不思議。こんな時間にファンの皆さんと会えてるなんて、楽しすぎる〜」とうれしそうだった。

　ゲストとして、渡辺と同じ３期生で、総選挙３位の柏木由紀（２２）と、初めて７１位にランクインした田名部生来（２１）が登場。総選挙時のそれぞれのスピーチを放送し、当日の興奮を振り返った。渡辺は「スピーチも今までの６回の中で、一番テンパってました。（大まゆゆコールは）一生耳に鳴り続けると思います」と話した。

　番組内でのメッセージテーマは「お願いまゆゆ」。渡辺がふなっしーのものまねを披露したり、それぞれ初期のキャッチフレーズを再現するなど、大盛り上がりだった。

　最後には、渡辺がファンへの感謝の気持ちを込めて、手紙を読み上げた。「何度皆さんの温かい言葉・応援に救われたことでしょう。どんなに辛い時もくじけてしまいそうな時も、皆さんの応援、笑顔があったから私はここまでやってくることができました。去年の総選挙で私が１位をとれなかった時、皆さんは『１位にしてあげられなくてごめんね』と言ってくださりました。でも、その言葉を聞いて、もっと頑張ろうという気持ちになりましたし、来年こそは絶対に１位をとるんだという今まで以上に熱い気持ちが芽生えました。この１年、皆さんとともに、ただひたすらに走り続けて、前を向いて、こうして選抜総選挙で念願の第１位をとることができて…。私は本当に幸せな気持ちでいっぱいです。これからも私と一緒に明るい未来へと歩んでいきましょう」とつづり、温かい拍手が送られた。また３人でライブを行い「初日」を歌った。「またやりたい」と最後まで笑顔で番組を締めた。

　観客は、渡辺ファン１５０人以上が詰め掛け、通常の劇場公演通り、金属探知機によるチェックが行われた。