茅野総支配人、握手会延期に「心苦しい」

「ＡＫＢ４８選抜総選挙ミュージアム」でトークイベント行った茅野しのぶ総支配人

　ＡＫＢ４８グループの茅野しのぶ総支配人が１１日、東京・ベルサール秋葉原で開催中の「ＡＫＢ４８選抜総選挙ミュージアム」でトークイベントを行った。

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　先月２５日に起こった握手会での襲撃事件の影響で、グループの握手会の延期が相次いでいるが、質疑応答のコーナーでは、台湾からやってきたという女性ファンが握手会について質問した。「メンバーのケアがもちろん優先ですが、海外から都合をつけて来日するので、どうしてもやるせない気持ちになるのです」という切実な思いに、茅野支配人は「こういう風にしたらいいのでは？　という施策を練っています。意見は早めに解決したいとは思っていますが、１番はメンバーの気持ち。楽しみにしていたのに延期になってしまう状態は本当に心苦しい」。恐怖を抱くメンバーも多い中、少しずつ劇場公演やコンサートなどを再開させている状態で「ちょっと時間がかかるかもしれませんが、メンバーも少しずつ克服しています」。今後については「運営としては、１００％に近い状態で、警備体制も含めて準備をした上で、メンバーにどうしようかと聞いてから再開を検討したい」と話した。

　また、７、８日の味の素スタジアムでのコンサートや、各劇場公演での来場者に金属探知機によるボディーチェックなどが行われていることについても「文句も言わずに協力していただいて、本当にありがたいです」と感謝していた。