セクハラヤジ:塩村都議「今の時代に言われるとは」

毎日新聞 2014年06月20日 22時41分(最終更新 06月20日 23時31分)

インタビューに答える塩村文夏・東京都議=東京都新宿区で2014年6月20日、武市公孝撮影
インタビューに答える塩村文夏・東京都議=東京都新宿区で2014年6月20日、武市公孝撮影

 女性蔑視のヤジを浴びせられた塩村文夏氏が20日、毎日新聞のインタビューに応じ、今回のヤジについて「妊娠、出産などに悩みを持つ女性に同じことが言えるのか。『セクハラ』の一言には収めにくい」と語った。主な一問一答は次の通り。

 −−ヤジを飛ばした人物は、特定できていないのか。

 ◆(演壇から見て)左側の後ろの方に座っていた二、三人の中にいるのだろう、としか言えません。

 −−耐え難いと思った発言は。

 ◆パンチをくらったのは「自分が結婚しろ」といった趣旨のヤジです。まさか今の時代にこんなことを言われるとは。「これを言ったらアウト」というような典型例で、面食らってしまいました。

 −−ご自身が広島出身の被爆2世だと公表されています。

 ◆いろいろな立場や年齢、病気など結婚や妊娠、出産に悩みを持つ女性は大勢います。(「産めないのか」というヤジもあり)本当にそんなことが言えるのか、と思いました。

 −−他の議員たちの反応は。

 ◆自民党会派以外の方から、「あれはないよね」と声をかけられました。

最新写真特集