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イタリアを破る1点を挙げたブライアン・ルイス。死の組と呼ばれたグループD、最も格下と見られていたコスタリカが連勝を果たす番狂わせとなった。
photograph by Getty Images
ブラジルW杯通信

ウルグアイに続きイタリアを撃破!
コスタリカ“死の組”一抜けの理由。

弓削高志 = 文

text by Takashi Yuge

photograph by Getty Images

 コスタリカが、“死のグループD”突破一番乗りを決めた。

 ウルグアイを破った初戦に続いて、20日のイタリア戦でも金星を上げ2連勝をおさめ、'90年イタリア大会以来の決勝トーナメント進出を決めた。

 グループDに集まった3つの優勝経験国にとって、コスタリカは通過争いから外れたアウトサイダーのはずだった。

「醜態だよ。1年前の(コンフェデレーションズ杯)日本戦のようだった。暑さのツケを払わされた」

 0-1で敗れた試合の後、イタリア代表監督プランデッリは、苦々しい表情で振り返った。

 イタリアに油断があったとは考えにくい。ウルグアイ相手に波乱を起こしたことで、かえってコスタリカへの警戒は強まっていた。

パスサッカーにこだわり続けたプランデッリだったが……。

 4年前の代表監督就任以来、プランデッリには“スペイン流のパスワークとイタリア流の縦への速攻”というテーマで、新世代のイタリア代表を作り上げてきた自負がある。スペインの大会敗退にも「彼らはCLで疲労したツケを払っただけ」と、パスサッカーの優位性をなおも訴えた。

 ただし、プランデッリは“パスをつないで勝つ”という理想にこだわる一方で、それを実現させるべき選手のチョイスと采配を誤った。

 彼はコスタリカ戦の先発を組むにあたり、イングランド戦で採用した「4‐1-4-1」こそ変えなかったものの、スタメン3人を入れ替え、さらに2人のポジションを入れ替えた。

<次ページへ続く>

【次ページ】 すぐに明らかになった、智将の誤算。

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