あらゆる女性へ向けて、ちょっとした工夫や配慮でハッピーになるお酒の飲み方・楽しみ方、豆知識などをお届けする「今夜は呑まナイト!」。

 

ビール日和が続いている、猛暑の横浜。みなさんはいかがお過ごしですか。

8月の半ばともなると、お盆休みの計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

さて、第26回目を迎えた今回は、帰省先や旅先での二日酔いが約束されている方に、二日酔い対策用のカクテルをご紹介します。

みなさんは、ブラッディメアリー、レッドアイ、プレーリーオイスターなどのような、異国で生まれた二日酔い対策用のカクテルをご存じでしょうか。

ブラッディーメアリーは、ウォッカをトマトジュースで割ったカクテルです。プロテスタント迫害などで知られる16世紀のイングランド女王、「血まみれメアリー」(メアリー1世)の名前に由来するのだとか。名前の由来こそおどろおどろしいですが、大変飲みやすく、アルコール度数を調整できるので、飲み会の締めにもピッタリの逸品です。

レッドアイは、ビールをトマトジュースで割ったカクテル。アサヒから期間限定で缶入りのレッドアイが発売されているので、馴染みのある方も多いのでは。二日酔いで「目が赤くなった人」が飲むため、このような名前が付されたという説があります。

プレーリーオイスターは、ウォッカに生卵や各種スパイスを入れたカクテル。スパイスで味は誤魔化されますが、生卵を丸飲みするのですから、なかなかにパンチがありますね。アニメファンであれば「カウボーイビバップ」で、主人公・スパイクが青い顔をしながら飲んでいた描写を思い出す方もいらっしゃるのでは。



さて、いずれのカクテルも、タバスコや塩、コショウ、ウスターソースなどを入れ、食欲のない二日酔いの朝にも飲みやすいよう、スパイシーに仕上げるのが本場流。

二日酔いの朝は、アルコールの分解に多くのエネルギーや水分が使われます。それらを補いつつ、アルコールの力で頭痛などの体調不良を誤魔化すという趣旨で飲まれているこれらのカクテル。いわゆる迎え酒です。

もっとも、健康に決してよいとはいえないので、HaMaWo女子のみなさんには、ノンアルコール仕様で飲むことをおススメします。

ヘルシーに楽しく、夏のお酒ライフを楽しんでくださいね。

ちなみに、二日酔いに効く食材については、第8回の「今夜は呑まナイト!」をご覧ください。