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アップルとグーグルはどうして敵になったのか
JUNE 21, 2014 03:10  
11年、世界の耳目を集めたアップルと三星間の特許侵害訴訟。米国、日本、ドイツをはじめ、約10カ国で同時多発的に熾烈な訴訟戦争が繰り広げられた。著者は、この訴訟戦が三星とアップルの戦いのように見えるが、実は、グーグルとアップルの代理戦だと主張する。三星の携帯電話がグーグルのアンドロイド運営体制を使うためだ。

スティーブ・ジョブスとアップルの重役らは、グーグルが自分たちのソフトウェアを盗用したと考えている。また、世界最大のアンドロイド携帯電話メーカーの三星も、アイフォンのデザインをコピーしてギャラクシーシリーズで大ヒットをしたと見ている。07年、アイフォンが初発売された時までもグーグルとアップルは協力関係だった。アップルは機器を作り、グーグルはソフトウェアを作る会社だった。グーグルの設立者は、ジョブスをメンターに考えた。グーグルの最高経営者(CEO)だったエリック・シュミットは、当時、アップルの理事でもあった。グーグルとアップルには、マイクロソフトという共同の敵があった。

しかし、その共同の敵が弱くなり、ハードウェアのアップルとソフトウェアのグーグルが情報通信分野の統合チャンピオンの座をめぐって死活をかけた戦争を展開しているわけだ。ソフトウェア会社だったグーグルは、12年、携帯電話メーカーのモトローラを125億ドル(約12兆7000億ウォン)に買収し、ハードウェア生産基盤を整えた。製造業者だったアップルはアイチューンズを通じて、世界音源市場の25%を掌握した。

世界人の情報(ニュース、娯楽、コミュニケーション)は、アップルとグーグルのプラットフォームのどちらかを通じて伝えられる構図に固まっている。本に紹介された情報通信業界の裏話はなかなか興味深い。ただし、事実よりは情報通信専門記者の著者の主張が主になっている点は注意する必要がある。

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