月額432円(税込)で雑誌読み放題なのですがラインナップの中にファミ通があり、毎週立ち読み&たまーに現物 or BOOKWALKERで購入していた私は「この値段でずっと読めるならありなんじゃないかなー」ということで発表時から気にしていました。
で、今週サービス開始となったのですが、タイミング悪く今週はBOOKWALKERで購入済みでして・・・。まぁ「これで比較がしやすいな」と前向きに考えようと言うことで、今回はBOOKWALKER版とdマガジン版のファミ通比較です。
使用機種はVITRO Virgo V7901という、iPad miniそっくりの7.85インチ中華パッドです。iPad miniのケースがそのまま使えちゃうくらい同サイズで画面も通常のAndroid端末と異なり4:3なので雑誌を読むのには最適なサイズです。(通常のAndroid端末は16:10で少し縦長)
収録内容
dマガジンには「全記事収録されてない場合があります」という注意書きがあって個人的に一番心配してた部分なのですが、結論から言うとどちらも内容は同じでした。記事カットとかはないです。
ただし今週号のファミ通にはBOOKWALKERにはデジタル付録として専用特典があるのですが、それはdマガジン版にはありませんでした。(今週は発売時点でまだdマガジンサービス開始前だったこともあり、今後どうなるかはわかりません)
読み込み速度
圧倒的にBOOKWALKERの方が早いです。というかdマガジンが遅い。
1ページ1ページ読む分には先回して読み込んでおいてくれるので気にならないのですが、4-5ページ飛ばすと読み込みで数秒待たされます。
これが小説とかなら問題ないと思うのですが、雑誌は興味ないページは読み飛ばすことが多いので、これは結構致命的な差。強く改善希望・・・。
画質比較
表紙から。
BOOKWALKER
dマガジン
小さい文字などをよーく見比べるとわかるのですが、dマガジン版は細かいところで結構ギザギザが目立ちます。まぁこのくらいなら個人的には普通に読む分には困らないレベルです。
が、拡大するとこの差がかなりはっきり出まして・・・
BOOKWALKER
拡大すると文字が読みやすいです。
dマガジン
拡大すると文字がよ・・・めない! 特に上の方はひどい状態です。
この端末はギリギリ拡大しなくても読めるサイズなので良いのですが、もう少し画面サイズが小さい端末で読む人は拡大して読むときに辛いかもしれません。
目次
BOOKWALKER
表紙の次ページに電子版専用の目次があり、タップすると該当ページにいけてなかなかナイスです。
dマガジン
目次ページがない代わりに、メニューからすぐに一覧が出せます。
BOOKWALKER版のほうが見やすいのですが、目次ページまでいったんジャンプしなければならないのと比べ、dマガジンはメニューからいつでも呼び出せるので、これは一長一短かな、と思います。
シークバー
先に書くとこれはdマガジンの方が良かった点。
BOOKWALKER
よくあるシークバーです。反応も良いので使い勝手は困ることはありません。
dマガジン
サムネが出ます。
これ、雑誌だととてもありがたいんですね。だって読みたい記事がどこらへんにあるか全くわからないのでシークバーだけだとどこいけばいいかわからないんです。サムネサイズも読み慣れた雑誌ならば何の記事がわかるサイズだったので、この機能はかなり重宝しそう。雑誌専用のアプリとして考えられてるな、と感心しました。
欠点はメニュー出した後「一覧」をタップしないと表示できないこと。BOOKWALKERやら普通の電子書籍だと1タップでシークバー出てくれるので・・・。ここら辺も改善希望。
まとめ
同じ値段で売ってたらどっちにする?といわれたら断然BOOKWALKERです。
しかし、1冊350円vs月額432円という価格差は大きいです。個人的にはこの価格ならdマガジンを選びます。読み込み速度が一番気になるところではあるのですが、今後改善する可能性もありますし、耐えうるレベルではあると思いました。
今回は4:3インチという特殊な端末で試したので、読み込み速度や画質等は端末によっては大きく異なる可能性もあります。dマガジンは現在なら7日間無料で試せるようなので、まずは自分の端末で試してみるのがよいかな、と。
終わりだよ〜(o・∇・o)