字幕の作り方



必要なソフト

 ・DVD Decrypter(Version: 3.1.4.0)
 ・VobSub または SubRip

あったら便利なソフト
 ・エクセル、翻訳ソフト、テキストエディターなどなど・・・



1.リッピング

 DVD Decrypterで、DVDの中身をHDDに移します。

インド映画はプロテクトがかかっていないのが多いよなので、そのままコピーしても良い気もしますがこちらのほうが確実にできるようなので・・・。
(なお、プロテクトがかかっているものをコピーするだけで違法だそうです)



2.字幕抽出

 VobSubまたはSubRipで、字幕を抜き出します。
 SubRipの方が何となくいいような気がするのでSubRipで説明を・・・


 Fileから、OpenBOV(s)を選択。


 OpenIFOで、リッピングしたIFO選択します。
 言語を選び(英語しか入っていない場合は大抵1番を選べばOKです)、BOVファイルを選択(通常は全部)、OCRを選んだらスタート。


 赤で囲まれた文字を入力して、OKをクリック。
 最初はうざったいですがそのうち進み方が速くなります。


 最後まで終わったらフォーマットを指定、保存して終了。



3.翻訳

 字幕部分を翻訳してできあがり・・・

 SSA形式ですと半角スペースまたは\nが改行マークとなります。
 ヘッダ部分は既存の物から持ってくるとうまくいくと思います。

 以下、現在やっている翻訳方法
 ・SSA形式で保存した後、ヘッダ部分を削除。
 ・エクセルを使って、字幕部分だけ切り出し。
 ・改行マークや誤字(「I」と「l」などが区別されていない字幕が多い)を修正。
 ・翻訳ソフト等で翻訳。
 ・字幕にあわせて改行マーク(後でわかりやすいように「\n」を使用)を挿入。
 ・エクセルを使って、英語と日本語を入れ替え。
 ・ヘッダを付けて終了♪

----SSAヘッダ例----
[Script Info]
Title:
Original Script:
ScriptType: v4.00
Collisions: Normal
PlayResY: 640
PlayDepth: 0
Timer: 100.0000

[V4 Styles]
Format: Name, Fontname, Fontsize, PrimaryColour, SecondaryColour,TertiaryColour, BackColour, Bold, Italic, BorderStyle, Outline, Shadow, Alignment, MarginL, MarginR, MarginV, AlphaLevel, Encoding Style: Default,MS ゴシック,36,16777215,16777215,0,0,1,0,1,2,0,2,100,100,0,0,128 
-------------------


4.必要なら・・・フォーマット変換

 IfoEdit用のsupファイルを作る場合、MicroDVD形式(.sub)または、Subripper形式(.srt)にしておく必要があります。
 フォーマット変換にはVobSubのSubresyncを使っていますが、他のソフトで問題ないと思います。

 MicroDVDへの変換の際の注意点は、VobSubで読み込む際fpsを指定することです。(通常は29.97)
 また、MicroDVDの改行マークは「|」なので、「\n」を置換します。
 なお、DVDSupToolsを使用する場合、下記のようなヘッダを付ける必要があります。

----MicroDVDヘッダ例----
FrameW=720
FrameH=480
FrameRate=29.97
Delay=0
ShowBitmap=0
OnTop=0
Contour=1
Palette=3210
Alpha=FFF0
FontName=MS Pゴシック
FontCharSet=128   ←重要
FontSize=20
FontStyle=REGULAR
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