ロックマンRTAにおける 任意コード実行テクニックについて
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ロックマンRTAにおける 任意コード実行テクニックについて

2014-06-21 02:00
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勘違いや間違い等が多いであろう事を予めご了承の上
用法容量を守って正しくご利用ください


ほとんどが中の人による知識提供ですが
出来るだけ多くの人が理解出来るようにまとめてみます

マグネットビームアダプター取得について

任意コード実行の鍵であるマグネットビームアダプターの取得には
エレキマンステージで特定の操作を行う事が必要です
また人力では特定操作を行っても1発で100%成功する箇所では無い事に注意

DoubleObjectFFGlitchを利用すればマグネットビームアダプターを
取得することも可能らしいですが試行回数と難易度の点から
エレキマンステージで取得する事としました


梯子の上でショットを出しそのショットモーション中に
1Fだけ十字キー下を入力することで梯子の半掴みが可能になります

左向きであればこの後十字キー上を入れることによって
天井に頭がめり込み壁抜けし画面ズレ状態に出来ます

画面ズレ状態になったらそこからジャンプ入力後
最頂点で十字キー右を入力することで


画面ズレを解消しつつこの位置まで移動させることが可能です

この状態で十字キー左を押すとサブピクセルの関係で7/8は
画面ズレ状態に戻ってしまいますが1/8でマグネットビームアダプターを取得出来ます
(中の人の調査に基づく)

サブピクセルは目で見て判断出来るものではないので
左右に揺さぶってその挙動から操作を行う必要があります

取得後に元の位置へ戻るためには少し工夫が必要で
普通に取得してしまうと抜け出すことは出来ません


マグネットビームアダプターの取得はこの位置までの前進で可能です

この状態であれば体が埋まっている判定がまだ残っており
ジャンプ入力をすることで画面ズレ状態へ戻る事が出来ます


実際に前回や前々回RTAではこのテクを使っています

以上がエレキマンステージにおけるマグネットビームアダプター取得の仕組みです

任意コード実行について

RTAにおける任意コード実行は既に
スーパーマリオブラザーズ3の海外版において先駆者様がいるらしいです

任意コード実行に挑戦しておいてこう言うのも変ですが
筆者はその仕組をよく理解していません

ただ中の人から先に式と答えを聞いてそのとおりに実践しているだけです
が何を調整しているのかを教わったので記載しておきます

まずDoubleObjectFFGlitchについては
TAS製作者の方がわかりやすく記事にしていますのでそちらのブロマガを参照してください
ロックマン1の新技:DoubleObjectFFGlitchについて

このDoubleObjectFFGlitchというテクを使い該当箇所において
オブジェクト55を出現させその時にメモリの値が16進数で

$482=8A $483=50 $484=13
$498=4A $499=20 $49A=60 $49B=C4
$605=20 $606=82 $607=04

であればEDが見れるとのことでした
(メモリの命令内容?を理解したい人はTASの解説ブロマガを読むと良いかと思います)

最初は$499~$49Bの調整


ガッツマンステージ開始直後のメットール二体目から3連攻撃を待ちます
画像の位置で待機し3連目の中央の玉が画面外に消えると$49BへC4が入るようです
(サブピクセル次第で稀ににズレるとか言ってたけどそんなもんは知らん)


次に画面内にメットールが2体いる状態からの2連攻撃を画面内で維持しつつ追いかけ
画像の位置で待機し2連目の中央の玉が画面外に消えると$49Aへ60が入るようです
3連攻撃だと先程の$49Bに入ったC4がズレてしまうのでNGみたいです


さらに画面内にメットールが1体いる状態からの2連攻撃を
画像の位置で待機し2連目の中央の玉が画面外に消えると$499へ20が入るようです
ここでも3連攻撃は直前までの調整がズレてしまうのでNG
(ここも極稀にサブピクセルでry)

このメットールの攻撃は乱数で攻撃間隔が決まっているようで
運が悪いと3連攻撃や2連攻撃を待つために数十秒待機する必要があります

仮に途中で失敗してしまった場合は$49Bから再調整しなおす事が可能です

次は$498の調整


アイテムを3つ出現させその3つのアイテムが画面内で表示中
画像の位置でダメージを食らうことで$498へ4Aが入るようです
仮に失敗してしまった場合でも体力が続く限りは再調整が可能です

次に$482~$484の調整


画像の位置で右に3連バスターを出すと
3連目が画面外に消える時に$484へ13が入るようです


画像の位置で右に2連バスターを出すと
2連目が画面外に消える時に$483へ50が入るようです


画像の位置で右に単発のバスターを出すと
画面外へ消える時に$482へ8Aが入るようです

この後にバスターを放つと入れた数値が狂ってしまうので
バスターを使わないように注意する必要があります
仮に失敗した場合は$484から再調整出来る事が多いようです

次が$605~$607の調整


段差からマグネットビームを出していくことで10ずつ高さを上げられるようです


マグネットビームの表示時間に注意しながら画面最上段で
画面内で3本目の表示になるようにマグネットビームを設置することで
$607へ04が入るようです

この時足場としている2本目とその下の1本目のマグネットビームは
3本目を設置してすぐ消えるように時間を計っておきます


足場としていた2本目のマグネットビームが消える直前に
マグネットビームを出しながら最大ジャンプして
スタート→セレクトで調整し画像の位置で止める事が出来れば
その後はBを離す事でこの位置にマグネットビームを設置出来ます

1本目と2本目のマグネットビームが消え3本目のマグネットビームだけが
画面内に表示されているのでこの時設置したマグネットビームは
1本目のマグネットビームとなり$605へ20が入るようです


着地後左向きでマグネットビームを出しながら最大ジャンプし頂点付近で右を向くことで
マグネットビームが段差に当たって固定され
2本目のマグネットビームとなり$606へ82が入るようです

仮に失敗してしまった場合はマグネットビームの残量が足りないので
タイムを競うRTA的にはやり直しを余儀なくされます

(実行したいだけならばマグネットビームの残量を回復してきて
$484の調整からやり直したら行けるのかな?)

以上がメモリの調整ですがここまでの行程を
1ドットのズレも無く操作して初めて調整完了と言えます

調整が終わってしまえばDoubleObjectFFGlitchというテクをするだけですが
これにもいろいろ条件があるようでオブジェクト55を出すためには
2コンの←↑セレクトAを押しておく必要があるそうです

Aはテープで固定し十字キーとセレクトボタンは両足で踏む事で条件を達成出来ます
(コントローラーが臭くなるとか言うな)

またこれらの準備が完璧でもガッツマンステージでのDoubleObjectFFGlitchというテクは
アイスマンステージと比べると難易度が高いそうで
人力ではある程度運ゲーになってしまうポイントらしいので
この点は試行回数で打開することとしました
(どっちにしてもサブピクセル次第でズレるとか言われたら数値見ながら出来るわけじゃないから最後までやってダメだったらリセットにするしかないっていう)

そして最も重要な事は
3本のマグネットビームが
消えるまでにテクを実行する
です
(中の人が言うにはマグネは150F程で消えるんだとか…約2秒半?3本目考えたらジャンプ1回しかテク出来なくね?いやリセゲーは慣れてるけどものには限度というものが)



テクを実行しオブジェクト55を出す事が出来れば
TAS動画同様にいきなりEDが始まってしまいます

最初教わった時は無理だと思いましたが練習と工夫である程度の確率で
少しずつ成功出来るようになってきました

それも全て中の人からの詳しい解説とテクニック指導(キチルート押し付け)があったからですが

この記事で少しでもこのルートに興味を持つ人が増えれば嬉しいです

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新記録おめでとうございます。憎きアイスマンの3分40秒が脳裏に焼き付いてた矢先に投身自殺からのコード実行を成功させてしまうとは…。RTAのイメージを変えた素晴らしいものでした。
6時間前
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