セクハラヤジ:塩村議員の一問一答詳報 議場から反論しなかった理由は

2014年06月20日

インタビューに答える塩村文夏・東京都議=東京都新宿区で2014年6月20日、武市公孝撮影
インタビューに答える塩村文夏・東京都議=東京都新宿区で2014年6月20日、武市公孝撮影

 ◆この間、国会や区議会を見学しました。いろんな議会知っているわけではないですけれど、普通に働いてきた感覚から言うと、「あれ?」と思います。少なくとも、街頭演説に立っている議員の先生方から、発せられている言葉だとは思えなかったです。「皆様のお役に立ちたい」であるとか「皆様の声を届けていく」と、街頭でよく聞いてましたから。

 −−今回、傍聴席にご家族もいたのですか。

 ◆広島から妹が来ていました。終わってから「これは何なんだろう」と。「議会って、こんなところなの」と言ってました。

 −−他の議員は何と。

 ◆自民党会派以外の方から「あれはないよね」と声をかけられました。

 −−やじを浴びせた議員はどのような表情をしていましたか。

 ◆表情までは、見えませんでした。

 −−もし今後、同じようなことが起きたらどうしますか。

 ◆それはさすがにないと信じたいです。これをきっかけに、品性のないやじが飛ばない議会になってほしいと思います。

 −−今回のやじ問題を今後の議会活動にどう生かしていきたいですか?

 ◆まだ問題の解決は見えていませんが、まずはこの議会で、このようなことが二度と起きないよう訴えていきたいと思っています。

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