トップページ科学・医療ニュース一覧科学技術白書「科学の信頼確保を」
ニュース詳細

科学技術白書「科学の信頼確保を」
6月20日 14時00分

科学技術白書「科学の信頼確保を」
K10053725511_1406201409_1406201427.mp4

ことしの科学技術白書が20日朝、閣議決定されました。
STAP細胞の論文や、製薬会社「ノバルティスファーマ」の臨床研究などの問題を受けて、研究不正の防止に向けた取り組みを強化し、科学に対する信頼確保に努めることが重要だと指摘しています。

20日朝に閣議決定された科学技術白書には、STAP細胞の論文や、大手製薬会社「ノバルティスファーマ」の臨床研究などの問題を受けて、研究不正の防止についての項目が設けられました。
その中では、まず、研究不正について「科学への信頼を揺るがす、絶対に許されない行為だ」と厳しく指摘しています。
そのうえで、「研究者の倫理観を高め、公正な研究活動を徹底するため、研究不正の防止に向けた取り組みを強化し、科学に対する社会の信頼確保に努めることが重要だ」としています。
そして、こうした対策の1つとして、文部科学省は今後、研究不正に関するガイドラインの見直しや、研究倫理についての教育の強化を図るとしています。
科学技術白書について、下村文部科学大臣は記者会見で、「不正を事前に防止する取り組みを行い、公正な研究を推進していきたい」と話しました。

[関連ニュース]
k10015372551000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ