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最終更新:2014年6月21日(土) 8時39分

「JKお散歩」は新たな人身売買、米国務省が報告

 アメリカ国務省は20日、世界各国の人身売買の実態をまとめた年次報告書を公表し、日本で「JKお散歩」という新たな人身売買の形態があると報告しました。

 アメリカ国務省が20日に公表した報告書は、世界188の国と地域を対象に人身売買の実態や政府の対策を基準に4段階で評価するもので、日本は「人身売買対策で最低基準を満たしていない」、上から2番目の評価でした。

 報告書では、日本政府が運営する外国人技術実習制度が依然として強制労度の温床になっているとするほか、家出少女などが性的人身売買の標的になっていると指摘。「女子高生と散歩やお茶をできる」とうたい、買春の隠れ蓑になっている女子高生お散歩「JKお散歩」と呼ばれる新たな現象があると紹介しています。

 4段階評価で上から2番目と評価されるのは、先進7か国のうち、日本が唯一で、10年連続となります。(21日06:39)

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