2014年6月20日11時47分
東京都議会で晩婚化や晩産化の対策を質問していたみんなの党の塩村文夏(あやか)都議(35)に「自分が早く結婚すればいい」と男性都議からヤジが飛んだ問題で、塩村都議と同党女性局長の薬師寺道代参院議員は20日、発言者の特定と処分を吉野利明議長に申し入れた。
申入書では「女性の尊厳に関わる重大な発言。すべての女性の人権にも深刻な被害を与える」と指摘。都議会で調査委員会を立ち上げるなどして発言者を特定するよう求めた。薬師寺氏は「議長は議員辞職を働きかけるべきだ」とも要望した。申し入れ後、塩村都議は「ヤジを飛ばした本人から心境を直接聞きたい」と話した。
同党は「ヤジは自民の席から聞こえた」としているが、自民側は「自民の議員が述べた確証はない」としている。
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朝日新聞官邸クラブ
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