厚労省、豚レバ刺し提供禁止へ タタキやユッケも厚生労働省は20日、食中毒防止のため、豚の生レバー提供を禁止する方針を決めた。食品衛生法に基づき加熱基準を設ける。レバ刺しのほか、豚肉のタタキやユッケなどの提供も禁止される。 牛レバ刺しが2012年に禁止されて以降、豚で代用する店が増えているとされ、重大な健康被害の恐れがあると判断した。同日の厚労省調査会で了承された。 厚労省によると、豚の血液や内臓にはE型肝炎ウイルスが含まれていることがある。調査会は、生食用としての流通状況や、食中毒リスクを分析してきた。 自治体を通じ厚労省が調査した結果、豚の肉や内臓を生で提供する飲食店が各地にあることが確認された。 【共同通信】
|