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【プロ野球】

松井裕、直らぬ制球難 4イニング5四球3失点でKO

2014年6月20日 紙面から

広島−楽天 四球を連発し、天を仰ぐ楽天・松井裕樹=マツダスタジアムで(出月俊成撮影)

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◇広島6−2楽天

 広島が完勝した。前田は8イニング1失点で5月29日以来の6勝目。打線は3回にロサリオの2点適時打で先制。菊池の4、8回の適時打などで着実に加点。チームは3連勝。楽天は4連敗。新人の松井裕が4イニング3失点で自身4連敗。

     ◇

 プロ初勝利が遠い。約2カ月ぶりに先発した楽天のルーキー・松井裕が制球難で自滅した。三振は奪う。しかし、4イニングで5つの四球を与えた。3失点。責任回数を投げ切ることもできなかった。

 初回の3者凡退スタートが急転した。2回からは“いつか見た光景”。3回には連続四球の後にこの日の初安打を浴びて2失点。4回にも1点を奪われ、マウンドを降りた。「良いイニングと悪いイニングがはっきりしていた」。課題を完全に解消することはできていなかった。

 制球難あり。ボークあり。レギュラーシーズンでは自己最速の149キロを計測しても、ストライクが入らなければ勝負にならない。佐藤監督代行は「ヒットを打たれてないから、なんとも言えないなあ」と渋い表情。チームは4連敗で借金15。重い空気ばかりが流れ込んでくる。 (井上学)

 

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