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【プロ野球】

菅野が交流戦V決める あす先発

2014年6月20日 紙面から

あすのソフトバンク戦先発に向けて調整する巨人・菅野=川崎市のジャイアンツ球場で(川越亮太撮影)

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 巨人・菅野智之投手(24)が19日、自らの投球で交流戦優勝を決めることを誓った。チームは残る対ソフトバンク2連戦(東京ドーム)のうち、1勝すれば2年ぶりVが決定。今や先発陣の大黒柱に成長した右腕はその初戦、21日の先発が予定されている。

 「1つ勝てばいいんですね…」。先発を中心に投手陣がジャイアンツ球場で練習したこの日、交流戦優勝を決めるための条件を確かめた菅野。自らの登板試合が大一番となっただけに、表情はもうやる気満々だ。「早く決まることに越したことはない」。言葉には自然と闘志がにじんでいた。

 もちろん、警戒心はある。このカード、自身は投げなかったヤフオクドームでの2試合は投手陣が計27安打を許し、21失点と炎上。手痛い連敗を喫しているだけに、菅野も「足のある選手、長打を打てる選手がいる。いやですよ」と覚悟している。

 自ら交流戦優勝を決めることは、リーグ戦再開に弾みをつけるための、絶好のチャンスとも考えている。ソフトバンクは昨季の交流戦でプロ初完投勝利を挙げた験の良い相手。「中盤戦や後半戦に向けたいい弾みになればいいですね」と意気あがるばかりだ。

 そんな右腕に首脳陣も信頼を置く。川口投手総合コーチは「いけるところまで投げさせるでしょう」。試合の行方を任せる方針だ。もちろん、菅野は期待に応える思いでいる。「最初の踏ん張りどころと思って全力を注ぎたい」。勝利への強い決意を胸に秘めて、東京ドームのマウンドへ登っていく。 (川越亮太)

 

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