はぴらき合理化幻想

海外2年半・西成ドヤ街2年・沖縄2年の間、ノマド生活でミニマリストだった。今は事故物件で寝袋シンプルライフ。ウェブサイトをつくってます。

スポーツクラブに通い続けるコツやメリットはランディ・パウシュの頭のフェイントにあり!

スポーツクラブに通う理由は運動するだけにあらず。特に一人暮らしなら、週4~6回スポーツクラブに通えば得られるメリットがたくさんある。柔軟な発想でスポーツクラブを楽しもう!

コナミ

しっつもーん

はてなの鈴木です。さんからのご質問。

質問です(^^)/ スポーツクラブって、高いというイメージがあるのですが、その上ではぴらきさんが利用しているメリットについて、今度詳しく書いて欲しいです。 2014/06/19

suzukidesu23 さん

以下、はぴらき=筆者が考えるメリットについて。

概要

筆者の経験に基づき、月会費やスポーツクラブに通う4つのメリット、それらを踏まえた通い続けるコツを述べている。

筆者のスポーツクラブ歴

引っ越しが多いためか、学生の頃から通算すると10以上のスポーツクラブに所属してきた。西成のドヤ街で生活していた時でもスポーツクラブに行っていたね。

写真39枚、2年住んだ大阪西成釜ヶ崎あいりん地区の日常、道で寝てるやつは大体友達 - はぴらき合理化幻想

会員証も各スポーツクラブによっていろいろあるね。

スポーツクラブ会員証

スポーツクラブの月会費

私営スポーツクラブ

一般企業が運営するスポーツクラブは会員の種類にもよるが5000円~12000円くらいの月会費が必要になる。

公営スポーツクラブ

市町村が運営する公営スポーツクラブなら月会費は3000円~6000円ほど。

単純比較は難しい

月会費だけを単純に比較すると公営の方が安いが、私営スポーツクラブは月会費が高いだけあって設備が充実している。

客層はそんなに違わないが、私営スポーツクラブのスタッフの方が愛想はいい気がする。

メリット1:運動できる

言うまでもないがスポーツクラブに行けば筋トレや有酸素運動などをできる。当たり前のことなので多言を要すまい。

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メリット2:光熱費の節約になる

自宅の風呂は利用実態がそのまま料金に反映

筆者は湯船に浸かるのが好きだ。自宅の湯船はサイズが小さい。お湯がすぐに冷めるので追い焚きを何度かする。その都度ガスを利用する。ガス代がもったいないから追い焚きはやめとこう、とはならない。風呂に入っている時くらいはゆっくりとリラックスしたい。

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利用実態は関係なく一定額の月会費

スポーツクラブには少なくともお湯シャワー、良ければスーパー銭湯のようなジャグジー設備がある。

スポーツクラブの会員なら、ジャグジーを全く使わなくても月会費は一定。逆に毎日使っても一定額の月会費を支払うだけ。利用実態は関係ない。

スポーツクラブに行けば行くほど、一回あたりの利用料金は安くなる計算。例えば、月会費9000円なら次のようになる。

  • 5日行けば、1回あたり1800円
  • 20日行けば、1回あたり450円

月会費3000円なら次のとおり。

  • 5日行けば、1回あたり600円
  • 20日行けば、1回あたり150円

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損益分岐点を考えるのもあり

スポーツクラブで入浴すれば自宅で再度入浴する必要がない。毎日スポーツクラブに通えば、自宅で風呂に入る必要がなくなる。

自宅で風呂に入らなければ、水道代とガス代(もしくは電気代)がその分発生しないので、かなりの節約につながる。

節約目的で損益分岐点を考えるよりも、ゲーム感覚で一回あたりの利用料をどこまで下げられるかというスコアアタックでやる方が楽しい。一人暮らしなら自分の実績がダイレクトに光熱費に反映される。

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メリット3:読書や勉強が捗る

リカンベントがおすすめ

リカンベントというエアロバイクには背もたれが付いている。自分の好きな本を持ち込んでこのエアロバイクを利用すれば、楽な体勢で運動しながら本を読める。

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公道で読書しながら自転車に乗れば事故は必至だ。事故らなくてもお巡りさんに職務質問されるかもしれない。

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ダブルでカロリー消費

エアロバイクなら安心して、運動でカロリーを消費しつつ、読書で頭でもカロリーを消費できる。

運動しながら読書して頭に入るのか?と言われそうだが、筆者に関してはYESとしか言い様がない。

一例を挙げておくと、筆者は宅地建物取引主任者という資格を持っているが、受験前はこの問題集をスポーツクラブに持ち込んでエアロバイクを漕ぎながら問題を解いていた。

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エアロバイクを漕ぐことで行動が制限されるし、問題集しか持っていかなければ他にできることも限られる。勉強しようと思いつつも部屋の掃除をし始めたり、別の勉強をやりはじめるってことが生じ得ない。妨害因子がないので、家や図書館で勉強する時よりも集中できた

集中しすぎておしりが痛くなっても気づかずに、いや気づいているけどそれどころではないと無意識で判断して問題を解き続け2時間漕いでいたこともしばしばだった。

メリット4:出会いを期待できる

筆者はそのような期待をしていないが、世の中にはスポーツクラブでの出会いに期待している人もいるそうな。

薄着でタイトな服装や水着の異性がいるわけだし、節度を持って出会いの場として活用するのもありだね。念のため記載するが、必ずしも好みの若い異性がいるとは限らないぞ。

筆者はダンスやアクアビクスなどの集団で行う運動は一切しないが、そういうエクササイズが好きな人なら、他の参加者と共通の話題があるわけだし話しかけやすいだろうな。

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通い続けるコツは頭のフェイント、これだけ

「頭のフェイント」って何?

ランディ・パウシュ氏が「最後の授業」で述べていた概念。簡単に説明すると、「何かを始めるときに別のこともする。気づかない間に本来の目的もできている」って考え方。詳細は次の動画で確認できる。

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スポーツクラブを通い続けることに当てはめる

頭のフェイントをスポーツクラブを通い続けることに当てはめると、本来の「運動すること」という目的に加えて、上述したなんらかのメリットも盛り込む。気づけばスポーツクラブに通うことが習慣化している。

何かを行う時は大義名分があれば行いやすいし、大義名分が複数あれば継続もしやすい。

筆者のように、ガス契約をやめてしまえば、否が応でもスポーツクラブに行くことになる。行けば運動するし、水道代金も節約できる。行かなければ月会費の一回あたりの利用料が高くなる。

意思の力だけに依存してスポーツクラブに通い続けるよりも、スポーツクラブに通い続ける仕組みを作るように心がけると成果につながりやすい。

まとめ

最初からガンガン運動するのではなく、まずはスポーツクラブに行く理由や習慣を得るほうがいいね。可処分時間という見地から、スポーツクラブに行けばテレビをだらだら見続けるといった悪しき習慣からも開放されるかもよ(^^)