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豚の生レバーも提供禁止の方針
6月20日 18時44分

豚の生レバーも提供禁止の方針
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重い食中毒などを防ぐため、厚生労働省はおととし提供が禁止された牛の生レバーに続き、豚の生レバーについても飲食店などでの提供を禁止する方針を決めました。

これは20日開かれた厚生労働省の専門家会議で決まったものです。
豚の生レバーを巡っては内部から、最悪の場合死亡することもあるE型肝炎ウイルスの検出が報告されているほか、表面にサルモネラ菌などの細菌が付着し、食中毒を引き起こすおそれがあると指摘されています。
厚生労働省は飲食店などに対し豚の生レバーを提供しないよう指導していますが、法的な拘束力はなく、おととし7月に牛の生レバーの提供が禁止されたあとは規制の対象となっていない豚の生レバーを提供する飲食店が相次ぎ、おととし12月の時点では全国で80か所に上っています。
専門家会議では、豚の生レバーは内部まで加熱する以外に食中毒やE型肝炎のリスクを減らせないなどとして、飲食店などで生レバーを提供することを禁止すべきだという意見で合意しました。
厚生労働省は今後、食品安全委員会に意見を聞いたうえで、豚の生レバーの提供を禁止する時期などについて決めることにしています。

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