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最終更新:2014年6月20日(金) 20時16分

チリ祝勝の宴で市民暴徒化、バス560台破壊

チリ祝勝の宴で市民暴徒化、バス560台破壊

 サッカーワールドカップ・ブラジル大会で18日、前回王者・スペインと対戦し、2−0の劇的な勝利を収めたチリ。首都・サンティアゴの通りでは、多くの市民が国旗を振るなどして勝利を祝っていましたが一部がバリケードを作ったり、ごみに火をつけるなどして暴徒化しました。

 地元メディアによりますと、バス560台以上がたたき壊されたほか、暴徒化した乗客らにバス数台がハイジャックされ、運転手40人以上がけがをしたということです。

 事態を鎮静化しようと地元警察が出動し、放水などを行いましたが、これに対し、石を投げるなどして抵抗し、混乱状態となりました。

 チリをめぐっては、スペインとの試合開始直前にも、現地でチケットを持たないおよそ100人のチリサポーターが競技場に乱入し、90人近くが逮捕されています。(20日14:48)

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