あのね、現在の日本は議会制民主主義なワケ。(笑)
民意の負託を受けた議員たちが合議制で政治を動かしていく仕組みなワケ。(笑)
コレ間接民主制とも言うワケ。(笑)
で、そもそもこの間接民主制ってのは主権を持つ国民のすべてが深い政治的専門知識を持って政治を行うなんて無理だから、選挙によって選び出した代表者に民意を負託することで、間接的に政治に主権者の意思を反映させようっていう考えに基づく制度なワケ。(笑)
で、国民はその議員たちをどうやって選ぶのかっていうと、政党や候補者が掲げる公約の検討はもちろんのこと、その候補者自身が民意を負託するに足りる人物かどうか、信用できる人物かどうかの人間性なんかも評価して投票していくワケ。(笑)
つまり、頗る簡単に言っちゃうと、有権者がそこで求められるのは自らの望む政治の大きな方向性に対する意思の決定付けと、その意志を負託するにふさわしい候補者の選択ってことになるワケ。(笑)
そして同志を多数票に集約して、候補者を議員として国会に送り、その人物に自らの負託した意志を間接的に実現させて貰うってことになるワケ。(笑)
ハッキリ言って、直接民主制やってんじゃないんだから有権者それぞれが完璧なまでの政治的専門知識を獲得する必要なんてないワケで、少々間違ってたっていいから自らの望む政治的方向性と民意ってもんをちゃんと表現して政治家たちにこれを伝え続けるってことが大切なワケ。(笑)
で、民意を負託された政治家の方もコレもう政治のプロなんだし、一般に知ることのできない政治判断ネタや秘密情報なんかも手に入ったりする立場にあるんだから、例え小さな政策ひとつひとつが民意に反することであっても、それがデッカイ公約を実現するための正しい道にあるものなら、信念を持ってそれを選択しなきゃならないだろうし、またそのことをキチンと支持者に説明し、間違った民意を説得し、正しい道へと導いていく必要もあったりするワケ。(笑)
そりゃ、あまりにも誤った民意が集まっちゃうとあの悪夢のような民主党政権が誕生しちゃうワケで、だからこそ、有権者にもそれなりの知識が必要なワケで、互いの切磋琢磨により自浄作用を働かせていかないと大変な事になるってのも事実なワケで。(笑)
だからってそこんとこ勘違いして自分だけの完全オレ様理論を1から100まで作り上げちゃうようなちょっと賢い有権者たちは、自らが政治家と同じレベルに立ったような気になっちゃって暴走して、次第に政治的発言や活動を強めていわゆるプロ市民化し、異論をはさむ周りの主張ひとつひとつに攻撃を仕掛け始めちゃったりするワケで。(笑)
民主政の原理は、人々が平等の精神を失うときのみならず、極度の平等の精神をもち、各人が自分を支配するために選んだ者と平等たろうと欲するときにも腐敗する。そうなると人民は、自分が委任した権力すら我慢できず、・・・ なにもかも自分でやろうとする。
~ 「法の精神」 Charles-Louis de Montesquieu(シャルル・ド・モンテスキュー)
いわゆるプロ市民てのは、とにかく自分の理論だけが正しいと頑なに信じきっっちゃってるもんだから、周りの言う事なんて一切聞かないし、どんだけ議論しても自分だけの意見を押し通そうとするし、論破されても一切認めないし、妥協することも一切ないし、徹頭徹尾何が何でも私たちだけの正義だけを完璧に貫き通すワケ。(笑)
しかも自らの主張を認めようとしない相手やこれに異論をはさむ相手に対しては頗る攻撃的で、相手に打ち勝つためには手段を選ばず、誹謗中傷による人格攻撃から始まって、およそ順法精神の欠片もなく、当然にしてマナーを守るなんてことも一切なく政敵を攻撃し続けたりするワケ。(笑)
そうやって彼らは自らの考えを周りに押し付けて強引に思想統一や言論統制を図ろうと躍起になって動き回るワケで、コレまったくもって全体主義が大好きなアカイ人たちと同じ穴の貉に堕ちてるワケ。(笑)
でもって、あれ知ってるか?これ知ってるか?知らねえんだろ?答えられねえんだろ?オマエバカなんだろ?とクチ尖らせて包括的な人権保障を定めた日本国憲法の条文ガーを叫ぶ国会クイズ王の民主党小西みたいなどこかのクイズ王たちが余所んとこ訪ね回って罵声浴びせて喜んでたりするワケ。(笑)
あれ?こういうの、どこかで見たような聞いたような・・・ドキュンテルン?(笑)
つまり、有権者がみな政治家になる必要はなくて、自らの望むべき政治の方向性さえ多数で一致させることさえできれば、彼らの民意を負託された政治家は彼らの望む政策を実現することが出来るワケ。(笑)
そういう意味では、素人は素人なりに身の程を弁えて、判断材料を豊富に所有する政治のプロたる政治家たちに任せるべきところはキチンと任せるってことも時には必要なワケ。(笑)
桜総本家が安倍政権に絶大なる信頼を置いてその動向をジッと見守り続けているのはそういう理由なワケ。(笑)
だからこそ、その政治的思想もさることながら、信頼するに足りる人間性を持った候補者をキチンと選挙で選ぶことが頗る大切なワケ。(笑)
いくら正論ばかり吐いてても、信頼するに足りない人物ではお話にならないワケ。(笑)
多くの人たちから信頼を得られない人物がいくら正論を吐いたところで、自らの望むべく政策は実現できっこないワケ。(笑)
だからこそ、政治家たちは苦労しながらも、大同を集結させ、小異への妥協を引き換えに、大きな志を勝ち取ってくるワケ。(笑)
有権者同士の関係であってもそれは同じ構図がそこにあるワケ。(笑)
政治なんてものは妥協と理想とのせめぎあいなワケ。(笑)
いくら正論だからって、自分だけの完全オレ様理論に一切の妥協なくこの指とまれ!なんて叫んだところで、誰もそんな指にとまるわけねえじゃんって話なワケ。(笑)
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政治動乱 | 日記
Posted at 2014/06/21 00:10:45