気象病に注意! じめじめした梅雨を乗り切る5つのコツ


てるてる坊主清々しい4月・5月が終わり、雨の多いじめじめした梅雨が到来しました。近頃ではバケツをひっくり返したような土砂降りになることも多いですね。
この時期は、何だか体調が優れない、億劫だ、という人が増えます。
昔から「雨が降ると古傷が痛む」などの言葉があるように、季節によって体調が優れない場合、それは気象病が関係しているかもしれません。

気象病とは

梅雨、気圧の変化、寒気や暖気、特定の季節が原因で体調不良を起すことです。
人間の体は、外気とのバランスを司る自律神経によって調節を行っています。
しかし、不快な天候や、急な気圧の変化が起こると、自律神経の調節機能が低下し、その結果様々な症状が表面化します。

気象病の症状

  • 腰痛
  • 偏頭痛
  • 倦怠感、やる気の低下
  • リウマチ、神経痛
  • 気管支喘息
  • ニキビや吹き出物
  • 血栓、胆石
  • むくみ
  • 歯茎や歯の痛み

これらの症状が天候の変化次第で続くと大変辛いものです。
そこで気象病を予防できる簡単なコツをご紹介します。

気象病予防におすすめ 簡単な体調ケア

1.就寝直前の水分やアルコール、塩分を控える

気圧の変化によって、普段と変わらない水分摂取量でもむくみを起こしやすくなります。
特に寝る前に大量の水分や塩分を摂取するとそれは顕著に現れます。
時間を考えて上手に摂取しましょう。

2.お風呂に浸かる

じめじめした季節はなるべくシャワーで済ましたくなりますが、毎日20分から30分程度、みぞおちくらいの半身浴でじんわり汗をかくと、溜まった老廃物を排出させることができます。
エアコンの効いた室内にいる人、汗をかきにくい人には特にお勧めです。

3.室内スクワット

梅雨の時期は外を歩くことも難しい日が多いですね。
しかし体を動かさないことが続くと、血流が悪化し、特に腰から下に疲労が蓄積されやすくなります。
スクワットは全身の筋肉を使うストレッチですが、疲労改善、腰痛予防としても効果的で、場所を選ばず、歯磨き中や家事の合間に、仕事の息抜き中にも行えます。
初めのうちは10回からスタートし、毎日少しずつ回数を増やして足腰を鍛えましょう。

4.楽な服装を心がける

体にフィットした服装やきつい下着は、熱がこもりやすく、体温調節機能が低下します。
体に優しい天然素材を使用したものや、風通しが良い服を選びましょう。

5.天気予報に目を光らせる

晴れ、雨、くもり、だけを見るのではなく、最高気温と最低気温の差を確認することがポイントです。
差が大きい程、体に負担をかけやすく、気象病の症状が出やすくなります。
いざという時のため、何か1枚上着やストールがあると便利でしょう。
近頃は、天気予報と気圧予報がセットになった携帯アプリが出ています。
必要に応じて利用するのも良いですね。

いかがでしたか?
日常生活のちょっとした改善で気象病にかかりにくくなります。
できるだけ予防して元気に乗り切りましょう。


This entry was posted in 健康.