数年前の写真と比べて顔の形が歪んでいる…そんな風に思ったことはないでしょうか。
他人から見ると分からないレベルかもしれません。
しかし、自分の顔は自分が一番よく分かります。
よく、右より左半分の顔の方が好き、だから写真は左向で撮る、などという人もいます。
その理由は、やはり顔のバランスや歪みが影響しているためなのです。
しかし本当はどの角度から写真を撮られても問題無いことが一番ですよね。
今回は、気になる顔の歪みの理由と対処法をまとめてみました。
顔と体の歪みはシンクロする
皮膚が頭のてっぺんから、足先まで一枚で繋がっているように、その内側の組織も同様です。
人体模型を思い出してください。
その中でも骨格標本に注目すると、骨が頭蓋骨から足の指まで、均等でバランスの取れた隙間を作りながら、骨が1つずつ積み重なっています。
どの骨が欠けても崩れやすくなってしまう、固く頑丈な反面、脆さを兼ね備えているのです。
顔は、骨格と筋肉で作られています。
体のどこかに歪みがあると、少しずつ時間をかけてズレが生じ、やがて顔の形に影響を与えてしまいます。
また、骨と同じように、リンパや血液も体全体に張り巡らされています。
どこかに歪みがある体の場合、血管を通しての栄養供給、リンパによる下水を流す働きが低下し、体に悪影響を及ぼすのです。
歪みが関係する体調不良
- 疲労感が続く
- 頭痛や腰痛を感じる
- 下半身がむくみやすい
- 関節がなる
これらの症状を長期間感じたら、単なる体の不調と済ませずに、できるだけ早く整体などで施術を受ける方が早く改善し、確実でしょう。
さらに自宅でも、毎日簡単なエクササイズを行うことで、1日の体の歪みをリセットすることができます。
歪みリセットエクササイズ
- まずヨガマットなど、柔らかい素材の上に仰向けに寝転び、足の長さの違い、肩と床の密着具合を確認します。
- そのまま両足をワイパーのように付け根からバタバタと10セット行います。
- 左右どちらか横向きになり、下にある足を伸ばし、上の足を90度に曲げます。腕はまっすぐのばして手のひらは下向きです。
- ゆっくりと上側の手を大きく円を描くように、肩の付け根から回します。これを10セット行い、次は反対周りに10セット行います。
- 次は反対に横向きになり、先ほどと同じ動作を行います。
- 最後にもう一度仰向けになり、両肩が最初に比べてどれくらい床に付いたか、足の長さを確認しましょう。べたんと両肩が床に密着し、両足の長さも揃っていることが、本来の体なのです。
いかがだったでしょうか。
部分的に何らかの対処を行うのではなく、体全体を見直すことが顔の歪みを元に戻す最良の方法です。
無理せず頑張りましょう。