ブログを始めさせて頂いたのは、
ありのままの私を、嘘がない等身大の私を、少しでも理解して頂きたい思いからだけです。
他に、目的はありません。
言葉にしてこなかった事が、こんなにも多くの誤解をうみ、それぞれが絡み合い、
私の人間性まで、否定され続けられる原因となってしまってた事を、
やっと、この年齢になり気付きました。
誤解の原因は、言葉を発信してこなかった私自身にあったと・・この年齢でやっと気がつきました。
関わること、人の中に入って行くことをしなければ、傷つかないで生きていけるかと、
そんな風に思ってすごしてきました。
でも、間違ってました。
私に勇気がなく、ただの神経質なおばさんだった・・・だけでした。
2009年2月14日の「うたの旅人」で、再婚された奥様が亡くなっていられた記事を読んだ日から
私は、変わりました。亡くなってられてるなど・・信じられませんでした。
色々な思いが体をめぐり、気持ちが爆発してしまいました。
再婚相手が亡くなったから、前に出てきたと・・そう思われることが、私にとって一番辛いです。
言葉を取り戻し、文字にする勇気をもてるまで、それでも、3年もかかってしまいました。
何をしても、何を言っても、村下孝蔵に関しての事は、私は誰にも信じてもらえない・・・と、思ってました。
でも、
長い間、人間を信じられないでいたのは、私自身だったのかもしれません。
ブログを始めて、メールやお手紙、ブログのメッセージを頂くだびに、そう思ってしまいます。
好評につき、シリーズいきます。
<笑える話・その2>
”ゆうこ” という歌がヒット後、すぐだったと思います。
多忙になってしまい、久々の休日。
新しい車を、やっとやっと、やっと買えて。
それまで乗っていたのは、ホントに走るのか?ってくらいの中古車でした。
でも、新車といっても、外車などではありません。普通の乗用車。マツダの1600CC。
色は、彼のリクエストで当時流行ってた ”赤”。 (私は白が良かったのですが)
なかなか自分で運転する時間がとれなくて、
運転したくてたまらなかった彼。
それで、
夕食後ドライブに出かけました。
彼の運転で、後ろの席に、まだ幼かった娘をそのまま座らせ。
エンジンを掛けた直後
「せっかくの新車だから、ベルトもしようよ」 って言いだしました。
シートベルトなど義務付けられてない時代です。
私達も、世の中の人達も、みんなベルトは ”飾り” と思ってたコワイ時代でした。
シートベルトなど、何年も多分した事などなかったのですが、
私は、「新車だから・・ね」 と従いました。
広島市から北の方角に ”可部” という地名の所があり、目的などなく、
ただ、可部にむかって、ひたすら御機嫌良くハンドルを握ってました。
ただ、新車を走らせる為だけに、娘と3人のドライブをしてました。
真っ暗な中、直線道路が続いてました。
私は、可部線という線路が、道路を横切っている事を知ってました。
「もうすぐ、線路だから、一旦停止して」 そういいました。
「こんな所に、遮断機とかあるの?」と彼が答えました。
そのうち、線路が見え、彼はブレーキを踏んで、一時停止をしました。
その直後です。
後ろの車が、新車に突っ込んできました。
私たちの乗ってた車が止まるとは、予測してなかったみたいです。
踏切があるとは知らなかった車でした。
ドカン!と衝撃がはしり、前のめりになりました。
シートベルトで助かりました。
後ろに乗っていた娘は、座席の足元に落ち込んでしまってました、
驚き過ぎてしまってたのか、しばらく声もなく、あわてて助けたのを思いだします。
それから
警察の方が2名来られて。
そして、
小さな交番のような所に行きました。
「眠気と戦っていた・・」と、突っ込んだ車の男性から、しきりに謝られました。
交番の部屋で、交番なのに、なぜか普通にラジオがついてました。
何か、沢山の書類を書かなくてはいけなくて、
彼が警察の方の質問に答え始めました。
その時、ラジオから”ゆうこ”が流れてきました。
彼は私を一瞬振り向いて、困った顔をしました。
偶然には、偶然すぎるのですが。
ウソのような話なのですが・・。
警察の方が、ちょうどボールペンを持たれた時でした。
警察の方 「免許所拝見します」
彼 「はい」
警察の方 「村下孝蔵・・?」
彼 「はい、本名ですので・・」
警察の方 「今、ラジオでかかってる歌手と同姓同名ですね」
彼 「はあ・・はい。あのう・・僕です」
警察の方 「ええっ・・・」
彼 「はあ・・はい・・」
警察の方 「・・・」
警察の方 「キミ、ウソはイカンよ、ウソついちゃダメだよ」
彼 「・・・」
ラジオからは、会話の間 ”ゆうこ” が流れ続けていました。
「生涯忘れられない悲しいBGМだった・・・」 と、後に、彼は笑ってはいましたが・・。
それから、救急病院に行き検査。
なんだかんだ事故処理があって。
帰宅は深夜。
疲れ果てた私が、玄関のドアのカギを開けてると、
背後で彼が言いました。
「方角が悪かったかなあ・・。可部だから、カベに当たったんだなあ」
私 「・・・・」
実話です。
また、明日。