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条文にミス 労働者派遣法改正案は廃案に
6月20日 17時17分

条文にミスが見つかった労働者派遣法の改正案は、野党側から「改正案を提出し直すのが筋だ」などの意見が出されていたことを踏まえ、20日の衆議院議院運営委員会の理事会で廃案となることが決まりました。

労働者派遣法の改正案は、派遣労働の業務ごとに設けられている最長3年の派遣労働の期間の制限を撤廃するものです。
この改正案は、国会に提出されたあとに罰則規定の条文にミスが見つかったため、審議は行われず、野党側から「改正案を提出し直すのが筋だ」などの意見が出されていました。
今の国会の会期末を22日に控えて、20日に開かれた衆議院議院運営委員会の理事会は、こうした野党側の意見を踏まえ、改正案を廃案とすることを決めました。
厚生労働省ではこのほかにも、先月、参議院本会議での法案の趣旨説明の際、議員に事前に配られた資料に誤りが見つかるなど事務的なミスが相次いでおり、田村厚生労働大臣が近く大臣給与1か月分を自主返納するほか、事務次官ら幹部職員6人を訓告としています。

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