我が家にないもの: 炊飯器
もうかれこれ5年以上、我が家には炊飯器がありません。
炊飯はル・クルーゼのココットロンドで。
毎日のように使っているので、蓋にもうっすらとした傷が増えてきました。
鋳物にホーローがけしたル・クルーゼはとにかく重い。小ぶりの20cmでも、3kg近くあります。
でも、その重さこそが高い保温性と密閉性の秘密。ぐつぐつ沸騰させても蓋が動かず、蒸気を逃がさないのでふっくらと炊き上がりますし、火を止めてから蒸らす間も、その保温性でご飯を温かく保ってくれます。
鍋炊飯のよさは、なんといっても早いこと。2合なら、沸騰して10分、蒸らし20分で炊き上がり。
常に子どもの「おなか空いたー!」と戦うワーキングマザーの強い味方です。
炊き上がりは好みがありますが、個人的な感想としては、我が家で以前使っていたごく普通の炊飯器で炊いたご飯より美味しいと思います。一粒一粒がふっくらして、米の甘みが感じられ、香りもいい。
ル・クルーゼだと土鍋と比べてやや水分が多く、柔らかめの炊き上がりになるようです。
使い終わったらあとの手入れも簡単(食洗機におまかせ)、コンパクトに収納できてキッチンもすっきり。
もちろん、炊飯だけでなく、スープやカレー、煮物など他の用途に使うこともできます。
小さな部屋でものを増やさないコツは、ものをあたり前に買わないことなのかもしれません。
とくにキッチングッズは「あれば便利」なものがたくさん。でも、本当にそれがないと生活できない? ほかのもので代用できない? と一度考えてみます。50年前、祖母世代の台所道具はもっとシンプルだったはず。
ほかにも、我が家には無いものがいろいろ。また少しずつご紹介したいと思います。
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