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チリ勝利を祝う市民 一部が暴徒化
6月20日 7時43分

チリ勝利を祝う市民 一部が暴徒化
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サッカーのワールドカップブラジル大会で、チリがスペインに勝った試合のあと地元チリで快挙を祝っていた市民の一部が暴徒化し、路線バス500台以上が壊されるなど警察が出動する事態となりました。

サッカーのワールドカップブラジル大会は、18日、チリが前回の王者スペインと対戦し、2対0で勝利しました。
地元チリの首都サンティアゴはこの試合のあと快挙を祝う人々であふれましたが、このうち一部が暴徒化し、チリの国旗を持った人たちが警察に向かって石を投げたり金属の柵を集めてバリケードを作ろうとしたりし、警察が放水して騒ぎを抑え込む事態となりました。また、運行していた路線バスが襲われ、地元のテレビ局によりますと、527台が壊され運転手41人がけがをしたということです。中には乗っ取られて勝手に運転されたバスもあったということで、試合を観戦するために外出していた多くの人が帰宅できなくなりました。
チリとスペインの試合を巡っては、会場となったブラジルのスタジアムにチリのサポーターがフェンスを壊して乱入する騒ぎも起きていて、FIFA=国際サッカー連盟の安全管理の責任者が「再発防止策を取らなければならない」と懸念を表明する事態にまでなっています。

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