避難民5000万人超す、第2次大戦後初めて 「世界難民の日」

2014年06月20日 17:42 発信地:ジュネーブ/スイス

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×レバノン・ベカー渓谷(Bekaa Valley)のザフレ(Zahle)にあるシリア難民キャンプで、壊れたおもちゃの拳銃を持った少年(2014年6月18日撮影)。(c)AFP/CARITAS INTERNATIONALIS/MATTHIEU ALEXANDRE

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【6月20日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が「世界難民の日(World Refugee Day)」の20日に発表した年次報告書によると、2013年末時点で紛争や危機により家を追われた避難民の数は、第2次世界大戦(World War II)以降初めて5000万人を超えた。シリアが最も深刻という。

 UNHCRによると、避難を強いられた人の数は昨年より600万人増え、5120万人に達した。報告書は難民、亡命希望者、国内避難民を対象としている。

 避難民の増加の最大の要因は長期化するシリア内戦。2011年3月の紛争開始以降、国外に脱出した難民の数は250万人に上り、国内避難民は650万人に上った。また中央アフリカと南スーダンの危機により新たな避難民の波が生じている。(c)AFP/Jonathan FOWLER

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