少し気になるニュースがあったので感想程度に書こうと思います。
以下の記事を読みました。
塩村文夏都議に「産めないのか」とセクハラやじ
都議会で女性議員にセクハラやじ NHKニュース
女性として許せない!きー!とか言うのは簡単なんですが私も出産はおろか結婚の予定なんて微塵もない都内在住の24歳ですし、なんせ今後の選挙のためになるかもしれないわけですから、ぱぱっと想ったことを書きなぐりますね。
野次そのものは不規則、でもお咎めなし
そもそも野次というものは国会に限らず議会では一応禁止されています。
でも罰則もお咎めもほとんどなく、せいぜい所属の政党などから後々注意をうける程度で終わったりすることが殆ど。
野次は本来品位を欠く行為とされている筈が、なんか恒常的になっている。残念です。
当時の塩村議員の質問内容は「子育て支援策」についてだった
基本的に答弁や質問と無関係の野次は邪魔なだけ。
今回の塩村議員もそれについてはやるべきでないと言及されています。
子育て支援策についての質問中に「お前は結婚しないのか」や「産めないのか」といった発言はかなり外道ではありますが、見方によっては無関係とは言いにくいかもしれません。
この野次をとばしたオッサン(おそらく)が「子育て経験もない奴が子育て支援策に言及するなど言語道断!」なんて考えているかもしれません。
まぁ予測に過ぎませんしだとしても個人的にはアホだと思いますがね。経験がないといけないのであればママしか携われないから余計に普及しませんし、逆に経験したことは理解していると思いこむのも危険。
よほど的はずれでない限りは質問について議論すべきであり、塩村議員個人の人生プランはあくまで関係ない。
当然でしょう。どこだと思ってんだ。会社の政策会議で社員の結婚プランについて言及しますか?小さい会社の冗談や飲み会の席ならあるかもしれないけど真剣な議論中に会話でなく野次でそれは言えないでしょうね。
個人的にはそもそも下品な野次が問題でしょ、女性が傷つくとかそういう以前の問題で。なんて思っていましたが、ここまで事態が大きくなるのが不思議だったんですが…
では何故、恒常的になっているとはいえ野次そのものではなく内容に物議を醸しているのか?
今回の野次の内容が、「野次」という枠を超え「セクハラ」問題になっているからではないか。
これまでの失言問題とも一味違う、いち個人へのセクハラ発言となればベクトルはズレて自然なことかもしれない。
セクハラというのは、なんか俗語っぽいがちょっと間違えれば名誉棄損や侮辱罪に引っかかる。
親告罪であるが故に、告訴がなければ動かないのだが。
前科がつかなければ罪はないと思うだろうか(思ってるだろうなと予想してるが)。
罪より恥を意識する人間は多いが、罪は消えない。
今回の野次をとばした発言者は名乗り出ることなく「逃亡中」とのこと。
自民党から聞こえたという証言もあるようだが、NHKニュースのリンクには以下の文章が掲載されている。
複数の会派によりますとやじは、自民党の議席周辺から聞こえたということです。
これに対して都議会自民党の吉原修幹事長は「どういう状況だったのかよく分からないが、誰が言ったのか特定することは難しい。それぞれの会派が品格のない発言は慎むようにすべきだ」としています。
だそうです。
今時、音声も残って議事録もとっているお陰でイチ都議会議員の発言が残ってるんですよ。
特定できないわけねぇだろ。
ナメたこと言うなって(笑)
発言者が自民党議員なのだとしたら自民党、他政党の議員だとしても該当の政党はすぐに行動するのがベターではないのだろうか。
トカゲの尻尾は早めに切った方が良い。
トップである都知事がこの流れに嗤っていたくらいだから難しいですか?
こんな発言をなぁなぁにする東京都が、選挙のときだけ「女性が働きやすい社会に」とか「女性の活用」とか謳うのはよしましょうよ。
素直に「女性にも働いてもらわないともう経済もたないんです」って言いましょう。
…個人的には働いた方が良いと思うけどね、女性も
まぁ、ほど遠い未来だと思いますけどね。
今回の件で、働きたがらない女性が多いのも頷けるんじゃないでしょうか。はは。
ブログの趣旨と違いすぎるので、このお話はここまでにしますが。
最後に、頭ではご理解いただいてるとしても心身に沁み渡らせて欲しいこと。
当たり前ですが、女は敵に回すと怖い。
ということだけ書いておきます。。。
なんて書いて女性に何云われるかと思うと恐ろしい。