【W杯】出社前午前7時から一丸!丸ビルで日本―ギリシャ戦PV
2014年6月20日6時0分  スポーツ報知
サッカーW杯の日本―ギリシャ戦は、日本時間20日午前7時にキックオフ。W杯で、日本代表の試合が国内の通勤、通学時間帯に行われるのは、初出場した1998年フランス大会以来初めてとなる。ビジネスマンやOLの街として知られる東京都千代田区丸の内の「丸ビル」で開催されるパブリックビューイング(PV)には、出勤前の観戦を狙ったとみられる希望者が殺到。入場整理券は、19日夕の配布開始の約1時間前に定員に達する人気ぶりとなった。
高まるニーズ 絶対に負けられない戦いは、絶対に見たい戦い。会社のズル休みなど絶対に許されない“丸の内戦士”とて思いは同じだ。
丸ビル1階のイベントスペース「マルキューブ」で行われるギリシャ戦のPVは、19日午後5時から入場整理券の配布開始予定だった。ところが、数時間前から希望者の行列ができ始め、開始1時間前の午後4時時点で定員200人に達した。
日曜日の15日午前10時キックオフだったコートジボワール戦は、実際に配布が始まってから5分後に定員となっていた。今回の人気ぶりは「観戦を終えて、すぐ会社へ」という、出勤前PVへのニーズの高まりといえそうだ。
丸ビルは今大会、36試合の無料PVを実施。180インチの大型スクリーン1台と、4K大型テレビ3台で生中継するだけでなく、マルキューブ内に人工芝を敷設し、カフェでは軽食や飲料も販売するなど、スタジアムさながらの演出を施している。
日本の試合のみ整理券が必要で、25日午前5時開始のコロンビア戦は前日午後5時から配布を開始する。広報担当者はこちらも、「ぜひ出社前に立ち寄って楽しんでいただけたら」と話している。