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都議会やじ問題 処分要求書を提出6月20日 12時07分
18日行われた東京都議会の一般質問で子育て支援策について質問した女性議員に「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛んだ問題で、20日、女性議員が、発言した議員の処分を求める要求書を議長宛てに提出しました。
この問題は、18日行われた都議会の一般質問で、みんなの党の塩村文夏議員(35)が妊娠や出産などに関する子育て支援策について都の取り組みをただした際、一部の議員から「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじを受けたものです。
塩村議員は20日、地方自治法に基づいて、発言した議員の処分を求める議長宛ての要求書を都議会に提出しました。
この中で、塩村議員は、やじの内容は名誉を害し侮辱に及ぶものだったとして、議会として調査を行い発言した議員を明らかにするとともに、再発防止のための措置を取るよう求めています。
要求書を提出したあと、塩村議員は取材に応じ、発言した議員が名乗り出ないことに対し、「犯人捜しをして判明するよりも名乗り出ていただいたほうがすっきりすると思うし、私自身も少し心の傷が癒える」と述べました。
また、都議会に都民の抗議が多数寄せられていることについて、「私1人に浴びせられたやじというよりも、妊娠・結婚にまつわる悩みを抱えた方たちの気持ちが数字に現れていると思う」と述べ、議長に早急な対応をとるよう求めました。
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