長年音楽などやっておりますと、様々な人間模様が日々見られて大変楽しいものです。
私はソロ活動ですので、ライブを行う際は、ソロかサポートのミュージシャンの方にお願いするか
どちらかでございます。

サポートミュージシャンの方々とライブをし、友人などが観にきた時によくある

「ねぇねぇ、あのギターの人かっこよくない??彼女いるのかなぁ」

的な会話です。

「いや~~。悪いこと言わんけぇ絶対やめとけ」

と言ってもそこは男と女なので、もう本人次第ではございますが
結果としてろくなことにならない、と言うのを星の数ほど見てまいりました。

世の中不景気です。
女性も男性も安定志向です。
結婚するなら公務員です。
にも関わらず、不安定でも夢を追いかける異性が大好き(*´Д`*)
と言う奇特な方はまだまだいらっしゃいます。

私の周りのシングル男女の8割がそうです。
だから結婚できないのです。

そんな悩めるミュージシャン大好きな男女の皆さんへ、私の勝手な解釈でお送りします。

題して「Earsyのミュージシャンを恋人にする4つの法則をかなりざっくり言うよ」
※ただし基本的にはアマチュア~セミプロ10代~30代においての法則

さっくりその1
ミュージシャンは男女関わらず基本的には孤独好きである。
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バンドであろうがソロであろうが、ミュージシャンの大半はそうであると思われます。
中には妙に寂しがりやで誰かと一緒でないとダメな人もおりますが
8割くらいは
「正直ひとりでギター弾いてる時が一番幸せ」
と思っているミュージシャンは多い。

なぜならミュージシャンってナルシストなので(;´Д`)

孤独を愛するってナルシストの基本ですから。キリッ

なので、できるだけそっとしておいてあげることです。

もしあなたの彼がミュージシャンで、練習や作曲に没頭しはじめたり、CDを聞いていたりしたら

絶対に邪魔をしてはいけません。

一緒に音楽の批評などして楽しもうなどと安易に思わないことです。

音楽を聴いているときに大声でああだこうだ言ったり、
ましてや最後まで聞かずに止めてしまったり、なんてしたら殺傷事件に発展しかねません。

音楽聴いてるときも、ミュージシャンってほんと真剣ですからね。
そこんとこよろしく。

 ざっくりその2
女性ミュージシャンって鋭利な刃物のようなものだと思え
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ほんわかした癒し系ミュージックをやっている女性でも、音楽をやっている時点で総じて気が強い。
そんなものです。

可愛らしい声でピアノ弾きながら
「あなたが好き~~
なんて歌っているもんだから
「可愛いなぁ(´∀`*)きっとおうちでもあんな感じでピアノ弾いてほわっとしてるんだろうなぁ

なんて言うのは100パーセント勘違いです。

まぁそうやってファンを騙すのもミュージシャンの務めではございますので
けして悪いことではありません。

 なのでそこは用心してください。

過剰に期待をしないことです。(特に可愛らしさという点で)

これは私の周りのことなので、世間一般的なことではありませんが
私の周りの女性ボーカリストは、まぁことごとく男運が悪いのです。

なんでこんなに不幸なんだ?
と思うほど。

でも最近気付きました。
男運が悪いのではなくて

女性ボーカリストって・・・・・・・・

我慢ができない( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

なんとなくそうなんじゃないかと思ってましたけど、少なくとも私の周りはそういう方が多い。

でもそこが最高に魅力的でもあります。

女性ミュージシャン、特にボーカリストを彼女にする場合
自分が傷つくことは覚悟の上で。

精神的にも壊れやすい人が多いのも特徴です。
強く出る(下ネタだろうがなんだろうがかかってこいや的な)人に限ってそうだったりします。

なので彼女らの話は往々にして二転三転し、立ち直ったかと思うとまた落ち込み
そうかと思うとやたらハイテンション。

きっとあなたはヘトヘトになるでしょう。

もうヤダ、俺には無理、普通の子がいい・・・・

となるに違いありません。

でも本当の修羅場はそこからだと言うことも覚悟の上でお願いします。

自分がふるのは得意なんです。彼女らは。

まるで自分には非が無いかのようにですね、
「ごめ~~ん、もうなんか飽きちゃった~~」
くらいの軽いテンションでふります。

でも自分がふられることを基本想定していないので、そうなった場合
死ぬか生きるかくらいのことになることは良くあります(; ̄Д ̄)

でも大丈夫、私には歌があるから!!

と強くふるまい頑張る自分に酔えるのもこのタイプの魅力的なところでもあるので
実はそこまで心配することもないのかも知れません。

でも修羅場は覚悟の上で( ̄ー ̄)ニヤリッ

鋭利な刃物を抱いているのだと思って、できるだけ労わってあげるのが上手く付き合うコツかも知れません。


ざっくりその3
ミュージシャンは褒めて育てる
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まぁこれはミュージシャンに関わらずですけども

誰でも自分が頑張ってることは褒めてもらいたいですし、良い評価を得たいものです。

ミュージシャンも自分の演奏やステージング、作曲でも作詞でも
自分が創作したものについて、良いね~~と言われたいがためにやってる。

でも世の中そう甘くはないので、どれだけ頑張ってもそう簡単には他人から褒めてもらえるようなことって滅多に無い訳です。

そんな時に、唯一、どんなにミスしようがどんなにMCでぶっこけようが
無条件に褒めてくれるのが、ジョーカノです。

「良かった~~。かっこよかった~~(*゚▽゚*)」
「ええ?でも今日の最低だった・・・いっぱいミスしたし・・・新曲も盛り上がらなかった・・・」

「大丈夫よ~~私にはそんな風に聞こえなかったし~~」
「まじで?ありがと。愛してるぜベイビー」

な~~んて会話が繰り広げられているのかどうかはわかりませんが
 
少なくとも近しい人には褒めてもらいたいものなのです。

第三者意見はミュージシャンにとってもっとも大切なことです。
その冷静沈着な客観的意見をちゃんと受け入れてこそ
一人前なのです。

しかしながら、ジョーカノやカレPに第三者意見なんて全く求めていないのがミュージシャンです。

まぁ中にはお互いミュージシャンでお互い厳しく言い合える、なんてカップルもいらっしゃいますが
そういうのはかなりのレアケースですね。

相当な大人です。

なので、褒めてあげましょう。

頑張ってるね、いい曲だね、いいライブだったね

他愛もないことでいいんです。音楽的な良し悪しではなく、単純に、あなたが一生懸命やってる姿に感動すると、言ってあげて下さい。

きっとそれだけで
「明日も俺、頑張るよ。。。お前のために。。。」

で、もしかするとヒット曲のひとつでも書けるかも知れません。

 ざっくりその4
ミュージシャンってたいてい貧乏
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 まぁ中にはね、お金持ちの方もいらっしゃいます。
 父が医者で、母が公務員で、自宅にスタジオ作ってもらって
100万もするギターを持っていて、さらにそこそこ上手い。

そんな恵まれた人も中にはいますけれども、多くのミュージシャンは貧乏です。

生きていくのに精一杯です。
バイトしてそのほとんどをスタジオ代やら楽器に使い果たすので、貯金など皆無です。

たまに大金(とはいえ5万とかその程度)が自由に使えるなんてことになったら
やっぱり楽器屋さんに行くんです。
 もしくはパソコン屋さんへ行くんです。

たまには服でも買うか~~となっても
ユニクロで十分なんです。

ちょっと豪華なご飯でも行くか~~となっても
せいぜいマックがモスバーガーになるくらいです。

なにしろいつもお金が無いので、無いのが普通なので、そのことについてそれほど大変なことだと自覚していません。

なんとかなる。

どこからその自信が来るのかもはやさっぱりわかりませんが、なんとかなるのです笑

なのでミュージシャンの彼氏を持った時点で、クリスマスや誕生日に期待をしてはいけません。

期待どころか、そのことすら覚えていない方が多いかも知れません。
でもそんなことで傷つかないでください。

悪気はないのです。

どうか許してやってください。

 てな感じで今日は4つあげましたけど、本当はまだまだあります。
もうネタには困らないほどあります。
今日はこの辺でやめときますwww

上記にも書きましたが、これはあくまでも私の主観であって、すべての音楽家に共通するものではありません。

さらに言うと、音楽で飯を食っている本物のプロミュージシャンの皆さんは、ほんとうに真面目で、真剣で
手抜きなどいっさいせず、高いポテンシャルを日々保ち、厳しい世界で生き残っているのです。
そうでないと生き残れない本当に厳しい世界なのです。
なので絶対に言って欲しくない。

「ミュージシャンって軽そう~~」
「女癖悪そう~~~」
「平気で遅刻しそう~~~」

まぁそういう人もいるにはいますが、そういう人は淘汰されていくのもこの世界です。
ただの趣味で終わらせるも、本気でこのいばらの道を歩むのも、個々の自由ですが
生きていくのはどんな世界であっても大変なのであって
ミュージシャンだけが特殊なわけでもない。

かく言う私も、何度も言われました。
「音楽なんて仕事じゃない、ただの遊びだ」

そう言われる度に深く傷つき、悲しい思いをしてきました。
だからこそナニクソ!!となれるかどうか。

なんにせよ好きを仕事にし、それで生き抜いていくのは大変なこと。
それを志す恋人を持ったあなた
もしくは持ちたいあなた

一緒にそれを背負うくらいの気持ちで、母親のように、父親のように
深い深い懐で、愛してあげてあげること。

そしていつか、その夢を諦めなくてはならなくなった時
もしくは大きな挫折が来た時
病気や怪我で楽器が弾けなくなった時
歌えなくなった時
耳が聞こえなくなった時

その時、そばにいてあげられることの方が、何百倍も大切なことです。