サンクチュアリ―――それは漢の心の中にある聖域。
はじめましての人もそうでない人もこんにちは!
株式会社サーチフィールドと言うイラストや漫画に特化した制作代理店を経営している小林です。
本日ご紹介する漫画は「漢(おとこ)に生まれたからには必ず一度は読むべき漫画ランキング1位」である『サンクチュアリ』です。
今回のレビューはいつも以上にテンション高めでお送りします。
覚悟はいいか?オレは出来てる!
「男」と「漢」は、「コカ・コーラ」と「ペプシ」ぐらい違う!
まず女性の皆様に理解して頂きたいのですが、「男」と「漢」は違います。コカ・コーラとペプシくらいの違いがあると思ってください。中身は一緒ですけどね。だがそれがいい!!
漢、それは男の中の男。
漢、それは心の中に聖域(サンクチュアリ)を持つ男。
『サンクチュアリ』は政治と言う表の世界とヤクザと言う裏の世界から本気で日本を変えようとした二人の漢の物語です。
なんでやくざになったかって?
普通の人間が30年かかるところを1日でできるからさ。
主人公の一人、北条彰はヤクザです。反社会的勢力です。しかしそれには理由があります。確固たる信念があります!断固たる決意があるのです!!安西先生ィィィィ!!!
何もバックにない人間が20代で政治家になるには…30年の道程を一日でクリアする人間が裏に必要なんだ!
日本の腐敗した政治体制を変えるためには正攻法では時間がかかります。表と裏。まさに日本の裏の部分から政治を変えるために動く漢。それが北条彰です。
40歳の首相に30代の閣僚。そうなれば少しは日本も面白くなる!
『サンクチュアリ』より
東京大学法学部卒業のエリート中のエリート、浅見千秋。一見大人しそうに見えるこのもう一人の主人公にも人並みはずれた「覚悟」がある!「正義」の輝きの中にある「黄金の精神」がある!!
政治家に常識は要らん。自分の尻の穴を見せるのを恥ずかしがっている様じゃ政治家にはなれん。
表の世界も綺麗ごとだけでは通用しません。毒を食らわば皿まで。
一度日本を変革すると決めた以上、退かぬ!媚びぬ!省みぬ!
愛深き故に愛を捨てた哀しい漢。それが浅見千秋なんです。
ここにシビれる!あこがれるゥ!!
二人の漢の信頼関係にシビれる!あこがれゥ!!
ジャンケンで表の世界と裏の世界を決めた北条と浅見。そんな大事な事をジャンケンで決めちゃって良いの!?と思うかもしれませんが、本当にお互いを信頼しているからこそ、どっちの世界でも良かったんです。
大事な事は腐敗した日本を変革すること。それ以外の事はたいした事ではないんです。表も裏も関係ない、あるのはただ一つ、決してブレない己の信念(心の中の聖域)であり、それを唯一共有する事が出来る二人の絶対的な関係性に漢は惚れます。
一度権力の軍門に下った人間は、そこで自分の強さと意志を失う…たとえ20年かかっても自分たちの意志で行き…築き上げる…それが聖域だ!!
マジで惚れます///
最後に
大切な事は全て『サンクチュアリ』から教わりました。
僕はこの作品を通して、絶対にブレない己の信念(心の中の聖域)を作る大切さを学びました。
この作品を全ての漢たちに捧げます。
そして選挙に行きましょう。
僕らの一票で何が変わるかは正直分かりません。
でも僕たち若い世代が選挙に行かなくては政治は何も変わりません。
時代が変わった今だからこそ、20代、30代と言った若い人たちに対しての政策が必要なのにも関わらず、20代、30代の投票率が低いこともあってか、なかなか声が反映されません。
白票だって良いんです。
若い人たちの投票率を上げる事がまず何よりも大事なんだと思います。
忘れるな!この国を生かすも殺すもあんた達の武器なんだ!使わずに戦いを放棄しては何も始まらない!武器を腐らせるな!あんた達…あんた達の子供…そしてこの国の未来…すべてあんた達の戦いだ!!
※kindle版も発売されているのでこの機会に是非!
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