トップページ国際ニュース一覧イラク政府軍が各地で過激派食い止める
ニュース詳細

イラク政府軍が各地で過激派食い止める
6月20日 6時08分

イラクでは、政府軍が、北部にある国内最大の製油所に攻勢を仕掛けたイスラム過激派組織を撤退させるなど、各地で過激派組織の動きを食い止めているもようです。

イラクでは、イスラム教スンニ派の過激派組織が北部にある第2の都市モスルを占拠し、南の都市でも政府軍と散発的に衝突を続けています。
イラク政府の関係者によりますと、首都に近い北のバクバや西のファルージャでは、首都への侵入の構えを見せていた過激派組織に対して、政府軍が攻勢をかけて押し戻したため、現在、戦闘は止まっているということです。
また、政府軍の報道官は19日、国内最大の製油所がある北部のベイジについても、ヘリコプターなどを投入して空と陸から攻撃を加え、過激派組織のメンバー、およそ70人を殺害して撤退させたと発表しました。
政府軍は、過激派組織が占拠した場所で空爆によって攻勢を強めていて、各地で過激派組織の動きを食い止めているもようです。
政府軍は19日、南部の都市バスラでも義勇兵に志願した住民たちに銃の撃ち方を訓練するなど、過激派組織のこれ以上の進撃を食い止めるため、各都市で警戒態勢を強化しています。

[関連ニュース]
k10015364041000.html

[関連ニュース]

  自動検索

イラク 最大の製油所などで戦闘続く (6月19日 19時13分)

イラク政府軍空爆強化で巻き返し (6月19日 4時54分)

イラク マリキ政権 国民に団結呼びかけ (6月18日 12時24分)

イラク過激派 首都接近で緊迫増す (6月18日 5時30分)

イラク 北部の戦略上の要衝巡り攻防続く (6月17日 8時20分)

このページの先頭へ